【呪い】と【祟り】という言葉を知らない人はいないですよね?ホラー映画では海外でも使われるぐらい有名なワードです。一見似たような言葉ではありますが、違いを知っている人は少ないと思います。「呪いの藁人形」や「平将門の祟り」などはみなさんもよく知っていますよね。五寸釘を打ち付ける姿や怪奇現象、不可解な事故など恐ろしいイメージが思い描かれるのではないでしょうか?そして呪いは昔と形をかえて現代にも存在します。みなさんのすぐそばに。気付かないうちにあなたも誰かを呪い、また呪われているのかもしれません。
今回はそんな知っているようで知らない【呪い】と【祟り】の共通点や違い、現象や歴史などスピリチュアリストの筆者が説明します。

ライター/こんどうまろ

スピリチュアリスト。タロットと数秘術を使い無料で占いをしていましたが今はお休み中。アロマやヒーリングの技術を取得後スピリチュアルの世界に魅了され勉強しています。

【呪い】と【祟り】共通点と違いとは?

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【呪い】【祟り】は一見似たような意味ですが、実は大きな違いがあります。どちらも負のイメージが湧きますが、そもそも【呪い】や【祟り】っていったいどんなものなのでしょうか?それではそれぞれを詳しく説明していきますね。

その1.呪いとはなにか?

【呪い】は二通りの読み方があります。一つは【のろい】そして二つ目は【まじない】です。神仏や不可思議なものの力を借りて災いや病気などを起こしたり、回避したりしたりすることを言います。基本的に生きている人間が誰かを、もしくは自分にかけるものです。

小さい頃に人前で発表する時などに緊張したら、掌に人の字を書いて飲み込んだ経験はありませんか?また、転んで擦りむいたときなど母親に「痛いの、痛いの、飛んでいけ」などと言われたことは?これは【まじない】になります。相手(=自分)の気持ちに沿ったものだからです。

逆に結婚する気がない人に無理やり自分と結婚するように願う行為などは、相手にその気がないのに自分の都合よく相手を変えようとすることになるので【のろい】になります。

その2.祟りとはなにか?

祟り】とはなにか?これは神仏や死霊・動物霊・精霊などが人や社会に危害を加えたり天災などによって受ける災厄のことです。同じような意味として[罰・障り・報い・災い]などがあります。昔は大きな天災も人の罪によるものとして、神を祀ることで災いから逃れられるとされていました。また一部の神社などには、強い恨みを持ったまま亡くなった人の霊が怨霊となり祟りをもたらすと考えられていた為、その魂を鎮めるために神社に祀られているところもあります。

有名な歴史上の人物として【平清盛】や【菅原道真】などは広く知られているところでしょう。

その3.【呪い】と【祟り】の共通点とは?

【呪い】と【祟り】の共通するところは、どちらも目に見えない物が起こす現象で、この概念が世界中に共通しているというところです。また日本だけでなく世界中で神仏や宗教とも関りがあり、土地や文化が違っても目に見えない存在に対する畏れや信仰心と深く関りがありますね。

海外の有名なものと言えば「ウィンチェスター・ミステリーハウス」や「27クラブ(Jの呪い)」などがありますが、ご存じですか?また「悪魔主義」や「黒ミサ」など悪魔を神のように崇拝する思想もあります。

【呪い】と【祟り】の現象の違いとは?

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呪い】も【祟り】も目に見えないものの力が関係しますが、現象に違いはある思いますか?人が神仏の力を借りた場合、神仏が自ら力を使って祟った場合ではどのような現象が起きるのでしょうか?それでは【呪い】と【祟り】の現象を詳しく説明していきます。

その1.【呪い】の現象

呪われたら、体が重く感じると言われています。部屋を片付けたりごみを捨てるのが面倒で家がごみ屋敷になっていくでしょう。なぜなら気力がなくなり、何をするにも億劫になってしまうからです。そして寝つきが悪くなったり睡眠中に怖い夢を見ることが多くなるでしょう。

また誰かに執着してしまい、感情のコントロールが効かなくなったり電子機器などが異常をきたすこともあります。勘の鋭い人はふとした時に目の端にく黒いものが映る場合も。

その2.【祟り】の現象

祟られると呪われた時とは比べ物にならないぐらいの災難があると言われています。神仏や霊魂などが怒り狂い災いを与えようとエネルギーをぶつけてくるので、人間では太刀打ちできません。現象としては祟られた本人だけでなく家族も巻き添えになります。原因不明の事故や火災・怪奇現象・精神的な病や原因不明の体の痛みや病気・行方不明・不可解な死に方などありとあらゆる不幸に見舞われるでしょう。

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