植物や生き物が生きていく上で、水は欠かせません。雨が降らなければ、水は枯れてしまうのです。しかし大雨が降り続くと洪水を引き起こし、天災にもなり得ます。雨は生命を育む恵みであり、生命を脅かす災難にもなるのです。夢の中の雨も降り方によって、暗示する意味合いが異なります。これから起こる問題の暗示であり、好転の暗示でもあるのです。

雨の夢の意味を状況別・行動別に、夢占いを研究する筆者が解説します。

ライター/Mayahuel

インドに導かれ、約10年通っています。 インドでのスピリチュアル体験から、見えないものの存在を意識するようになりました。 読者皆様の心の浄化につながる記事にしたいと思います。

「雨」が夢の中で暗示するものは?

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雨の夢は雨の量や降り方によって、暗示する意味合いが異なります。小雨が降る様子は恵みの雨を表し、精神的な豊かさや物質的な豊かさがもたらされる暗示です。また小雨が降ると空気がきれいになるように「浄化」という意味も持っています。心身が浄化される、問題・悩みが解決されるのを示しているのです。

しかし天災にもなり得る豪雨の場合は「問題」や「不調」を示しています。物事がうまく進まなくなる問題や、心身の不調を表す暗示です。一時的に降るような雨の場合は物事の流れや心身の「不安定」な状態を示しています。雨の様子や状況など、印象に残った場面を参考にしてみてください。

雨の【状況別】で見る夢の意味8個

小雨や大雨、天気雨など雨の降り方には様々な種類があります。夢での雨の様子を、思い出してみてください。

雨の夢の状況別による、8個の意味を解説します。

その1.空が曇って雨が降り出す夢の意味:物事の停滞

晴れていた空が曇って雨が降り出す夢は、物事が「停滞する」暗示です。曇り空は「問題」や「悩み」を象徴しています。空が曇って雨が降り出す様子は、問題や悩みを抱えて物事がうまく進まなくなるを示しているのです。

今は行動するよりも、自分自身や身の周りを整えてみてください。

その2.小雨がしとしと降っている夢の意味:心の安定した状態

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小雨がしとしと降っている夢は、心の「安定した状態」を示しています。小雨は「浄化」の象徴です。小雨が降って空気が澄むように、不要な感情が取り除かれて心が浄化されていくのを表しています。

また植物を成長させる小雨は、豊かさがもたらされる暗示でもあるのです。心が穏やかに過ごせることや、心が満たされていくのを示しています。

その3.大雨が激しく降る夢の意味:困難な状況の前触れ

大雨が激しく降る夢は「困難な状況」になる前触れを示しています。大雨は心が乱れることを表し、動揺する出来事が起こる可能性を含んでいる暗示です。

ただし激しく降る大雨は、全てを洗い流すという意味も持っています。現在困難な状況にいる場合は、問題や不調が終わっていく暗示でもあるのです。現在自分がいる状況から、暗示する意味を読み解いてみてください。

その4.長く降り続く雨の夢の意味:ストレスや疲れが溜まっている

梅雨のような何日も長く降り続く雨の夢は、心身の「ストレス」や「疲れ」が溜まった状態の表れです。問題が続いて、ストレスや疲れを溜め込んでいるのかもしれません。

休息や気分転換が必要なサインです。問題の解決も大切ですが、まずは自分自身の状態を整えてみてください。

その5.雷雨になる夢の意味:直観が冴える

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雷雨になる夢は「直感が冴える」暗示です。夢の中の雷は「感情」や「直感」を象徴しています。ひらめきやインスピレーションが高まっている表れです。

変化や好機が訪れている、暗示でもあります。直感に従って、行動してみてください。

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