最近やけに身体が重く、何か気配を感じる。自分の体なのに自分の意思とは関係なく動いてしまうことがある…そんな時はもしかして、霊に取り憑かれてしまったのではと不安に思ってしまうのではないでしょうか。憑依体質や霊媒体質の方はもちろん、原因不明の体調不良や、精神的に不安定になるなどといった場合も、すでに霊に取り憑かれていることもあるようです。
そんなときはどうしたらいいのでしょうか。この記事では霊に憑りつかれると起こる症状と適切な対処方法をじっくり解説していきましょう。

ライター/hanon*

自身の憑依・浄霊体験をきっかけに、全国各地を回り土地の浄化をしながらみえない世界の運び屋をしております。ご神事やお祈りの経験を通して、いただいた学びをわかりやすくお伝えできると嬉しいです。

憑依~霊に憑りつかれるとは?

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憑依とは、生き霊や死霊に乗られたり、憑りつかれることをいいます。憑依された人は、行動や思考・感情のすべて、または一部が霊に支配されてしまうのが特徴。たとえばあなたやあなたの周りに、急に態度や性格が大きく変化したり、病院に行っても原因の分からない体調不良や長引く精神疾患で悩んでいる方はいませんか?霊に取り憑かれやすい霊媒・憑依体質の方、また普段は霊的感応を持たない方であっても、霊との波長が合うだけで取り憑かれてしまうことがあるのです。

最も気をつけるべきことは、一旦憑依されてしまうと身も心も乗っ取られてしまう可能性があるということ。一つの体に別の霊体が乗ってしまうと、本来の人格が失われて危険な状態となるケースもあります。

そして厄介なのが、憑依されている本人は自分が憑依されていると気付きにくいということです。こうなると自分自身では成す術がなく、周囲の助けが必要となります。もしかして…と感じたときは、注意深く観察し、必要に応じて専門家に相談することも大切です。

どうして憑りつかれるの?

霊に憑依される理由は、対象者と何らかの因果関係がある場合もあるし、そうではない場合もあります。ですが、霊との波長が合わない人や、相性が合わない人に取り憑くことはありません

また霊の側からすれば、亡くなったことがわかっていなかったり、現世に思いが残っているため、生きている人の体を借りて自らの思いを遂げたいからなのです。云いたい・やりたい・わかってほしい、といった現世に対する執着が根本にあります。

憑りつかれるときはどんな感じがする?

憑依をするとき、霊は一瞬の隙をついて乗ってきます。まさに「魔が差す」といった状況でしょう。特に入り込まれやすいのは首の後ろ。急に肩や背中がズンと重くなったり、目の焦点が合いにくくなることもあります。

また足元から入ってくる場合は、ゾクゾクと嫌な寒気や冷感を感じることもあるでしょう。さらにみぞおちやおなかに押されるような圧迫を感じ、げっぷや空咳・吐き気が出ることもあります。

霊に憑りつかれるしくみとは?

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先述したとおり、霊は同じ波動のもの同志が共鳴し、引き合って憑りつくものです。霊の側でも相性が合わないと離れて行ったり、単にその場に浮遊しているだけで、結果として憑依の段階まで行かないケースもあります。反対に霊の持つ力が強い場合や憑依される側の精神状態が弱っている場合には、憑依される可能性はより高くなるでしょう。

憑依霊の種類4つ

憑依する霊の特徴を大きく4つにまとめてみました。一緒に見ていきましょう。

1.未浄化霊

亡くなっても自分の死を受け入れられず、現世に執着を残したまま、とどまっている低い波長の霊です。生きている人の体を借り、生前にやり残したことをもう一度しようとします。

2.動物霊

憑依するのは人霊だけとは限りません。動物霊による場合もあります。ただし動物霊の場合は現世に未練や執着を残すといったことがほとんどないため、単体で憑依することは稀です。そのようなときは、よほど人間の身勝手による残虐なケースだったといえるでしょう。

むしろ、この世に姿を持ったことのない霊(自然霊)の低級霊が動物霊を支配し、人間に憑くことがあります。影響を受けているときは、寝相や食べ方が動物のようなしぐさになったり、生活全般がだらしなくなっていきます

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