4.外に出て人の輪に入り、名前を呼んでもらう

霊は体を独り占めしたいがために、周囲と関係を断ち、引きこもるように仕向けてきます。ですので「この体は霊のものではない」と認識させることが大切です。霊の苦手な明るく日の当たる所に出かけ、周りに「〇〇さん」としっかり名前を呼んでもらうことで憑依が解けるでしょう。

5.深刻な場合は専門家に相談する

低波動の未浄化霊に長く憑依されていると、生命エネルギーが減り続け人格が壊れてしまうこともあります。対策をとっても改善が見られなければ、早めに浄霊のプロに相談しましょう。

「除霊」と「浄霊」は別物です!

「除霊」はただ憑いている霊を一瞬そこから立ち退かせるだけで、憑依した霊を本来帰るべき霊的世界へ帰らせることができたわけではありません。強い執着が残っていたら、また舞い戻ってくるか別な人に憑くかを繰り返してしまいます。一方「浄霊」はその霊が納得するよう言い聞かせ、執着や未練を取り除いて「魂の故郷」に返してあげることです。霊能者であっても除霊だけで終わらせているケースが多いので、プロに依頼する場合はしっかりと解決できる能力があるかを見極めましょう。

思いを残している憑依霊には毅然とした態度で対応しよう!

浄化できずにさまよい憑依する霊も、元は生きてる人と同じ。自分をわかってくれる人、似たような人と一緒に居たいと思っています。憑依霊にむやみに同情はせず、「この体はあなたのものではないですよ。あなたはもう亡くなったのですよ」と淡々と諭すように説得することが憑依を解く一番のカギになります。

生きている人間のネガティブな思いや執着に霊が引き寄せられるのであれば、自らの人格=霊格を上げ、憑依した霊を浄化してあげましょう。憑依霊をいたずらに怖がらずに、生きている人間が自分をしっかりと持つことで、お互いの未来へと希望を持って進めるのではないでしょうか。

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