春分の日のイメージとはどんな感じでしょうか?たぶんお彼岸のイメージが強いのではないかと思います。霊的なパワーの強まる日ですね。しかしここでは別の観点から春分の日をスピリチュアル的にとらえてみました。じつは占星術にとっても春分の日は特別な意味があるので、それらをご紹介したいと思います。
この記事では占い好きな筆者が、シチュエーション別に春分の日のスピリチュアルな意味を解説します。

ライター/あまらや

6歳から星占いを始める。長い趣味歴を経てプロを目指す筆者が楽しくお話します。

春分の日とスピリチュアルの深い関係

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スピリチュアルは精神に及ぼす作用を自分で調整することで、生活や人生を豊かにしていこうとするものです。その際に時間の変わり目を利用して心にインパクトを与えるという方法をとることがあります。

春分の日の場合、祝日であること・お彼岸であること・桜が咲くころであることなどから、節目であるということがわかりやすいです。そのためスピリチュアルをおこなうにあたり用いられやすい時だといえます。

春分の日がスピリチュアルな意味を持つ理由とは

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春分の日がスピリチュアルに適した時である理由は、時季的に時間の流れの節目になるからです。占星術においても春分の日は大きな切り替わりが起こる時だとされています。おもにそれまで続いてきたことが終わったり、変わったりするでしょう。

その1.宇宙からのメッセージ

占星術では惑星の力が人間に作用すると考えられています。春分の日は太陽が黄道を1周して再びスタート地点に戻ってくる特別な日です。

宇宙はいつも私たちにメッセージを送ってくれていますが、特に強いメッセージが送られてくる日の1つが春分の日になります。この日の惑星のフォーメーションを見ることで、その後1年の流れがわかるからです。そのため過去を振り返りつつ、前を向いていくことに適した日だといえるでしょう。

その2.1年の始まりの日

1年が始まる日といえば一般的には元旦や年度替わりがあります。しかし占星術においては春分の日が1年の始まりになるのです。太陽が牡羊座に戻ってきた時を春分点と呼び、新しい1年のスタート地点としています。

スピリチュアル的にはまさに生まれ変わることに適した日でしょう。それまでに抱えていた課題などがあれば、春分の日を目途に変容を起こしていくことができます。変えようと思えばタイミングはいつでもあるのかもしれませんが、やはり時にはより適した時があるというのが占星術での考え方です。

その3.次元の変わり目?

次元が変わるというと一体なにが起きるのかと思ってしまいますが、おもにそれぞれの人の内面での変化になりますので心配はいりません。意識していなくても私たちは惑星のエネルギーの影響を受けています。ですので太陽が1年かけてホロスコープを1周するたびに少しずつ次元も変わっているのです。

次元というのがピンとこなければ状況や環境という言葉に置き換えてもいいと思います。自分の生活や人生がこれまでずっと変わらないと感じていても、実際は何かしら変わっているはずです。

春分の日についてスピリチュアルな意味5つ

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春分の日の基本的なイメージは新たな始まりや変化です。ここではいくつかのパターンを用いて、どんな始まりや変化があるのかをご紹介します。変わるということはスピリチュアルの実践における大きな目標だと思うので参考にしてみてください。

その1.物事の始まり

春分の日の頃は日差しが暖かくなってきて桜も咲いたりします。季節の変化を感じ取りやすいということは心にも変化を及ぼしやすいということなので、気持ちを切り替えたり行動や習慣の面でも動きやすくなるでしょう。何か動きにくいな…と感じていたら、春分の日を目指して変えていくと良いと思います

占星術においても太陽が春分点に達するということは牡羊座のエネルギーが強まる時。物事を始める力がもっとも強いのは牡羊座です。ぜひその時期にパワーを借りてみてください。

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