とはいうものの、実際に見ることも触れることもできません。本当に魂は存在しているのでしょうか?この記事ではそんな疑問にスリチュアリストの筆者が解説していきます。
ライター/myuza
九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。
わたしの魂はどこにあるの
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「わたしの魂って、一体どこにあるのだろう?」日常生活の中では特別に意識することがない魂の存在。しかし、この現象世界で人間が生きていく上で、肉体・心・魂の3つが組み合わさっている「三位一体」の状態でなければなりません。
この状態の中で身体を使ってさまざまな行動を起こし心で感じて、魂の中に記憶として刻まれているのです。
1.心を持つ魂
人は肉体・心・魂の3つで成り立っているとお話しましたが、魂の中には心があります。ただ人が持つ心と魂を全く同じと誤解している人が少なくありません。しかし、人の中にある心と魂の中の心は全く別の存在と言っていいでしょう。
人の持つ心は前向きな状態な時もあれば物事を否定的に捉えてしまう場合もあります。この心は周囲の環境に感化されて状態が変化しまいがちで、自分に起こったことで芽生えた感情により心に大きな変化を与えてしまうのです。
これに対して魂は変化することはなく生きることに働き、否定的な状態になることはありません。魂は人が現世で生きる使命を心と肉体に伝えています。
2.生命を司る魂
魂は生命を司る役割を果たしており生きるためのエネルギーで満ち満ちています。魂が発するエネルギーは生命エネルギーそのものであり、「生きること」を「使命」とすることを心と肉体に教えてくれ生命力を与えてくれているわけです。
そのような意味から考えると「魂の場所はどこか?」という疑問は自ずから解決していきます。わたしたちの体内に生命エネルギー(=魂のエネルギー)が充満しているために身体の一部に魂があるということではなく、身体全体に存在していると言ってもいいのです。
3.アストラル体の魂
また、魂は「アストラル体」としての存在として理解することもできます。「感情体」とも呼ばれているアストラル体は人の体の周りを囲んでいるエネルギーで魂と同じように心を司っているのです。
そのために感情や欲望などの心の動きは、アストラル体のエネルギーが源となっていると考えられており、自我・意識がアストラル体に宿っています。
しかも、アストラル体は超常的な力を生み出すエネルギーでもあり、霊的な存在である魂がアストラル体と同一の存在であることも納得できる話です。
4.エーテル体の魂
わたしたちの身体の周りには 「オーラ」と呼ばれる光で包まれていおり、これは「エーテル体」とも言われているもので肉体とアストラル体を繋ぐ役割を果たしています。特に個々の肉体が繋がる関節部分でその役目を果たしていて活性化させる力を持ち、アストラル体の命令をエーテル体が受けて身体に伝達している役割も持っているのです。
このことからもエーテル体も魂と密接な関係があります。
5.メンタル・コーザル体の魂
わたしたちの肉体の周りには「メンタル体」「コザール体」という霊的なエネルギーも存在しています。これらはアストラル体よりも「上位の魂」でメンタル体は「精神体」、コザール体は「思考体」を意味を持つものです。
これら2つのエネルギー組み合わさり「知性」を司っています。メンタル体は現世を生きるために思考を持ちコザール体は魂が成長するための思考の役目があるのですが、魂の重要な位置にあることから「メンタル体・コザール体」一体で潜在意識(ハイヤーセルフ)と認識されていると言っても過言ではありません。
魂が存在している証拠
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魂はアストラル体やエーテル体なども含めて身体全体に広がっていることを説明してましたが、実際に魂が本当にある証拠はあるのでしょうか?この疑問はこれから述べることからも証明することができます。