ペンタクルの3と聞いてどんなイメージが思い浮かぶでしょうか?ペンタクルはコインの描かれたカードなので、お金の事が思い浮かぶ人もいるかと思います。「小アルカナ」は「大アルカナ」と違って少し覚え辛く、解釈も様々なのでこのカードが出た時はどんな風に読み解いたら良いのか悩まれる方も多いでしょう。しかし「小アルカナ」も絵柄と意味を照らし合わせると簡単に読み解くことが出来ますよ。
今回はその「ペンタクルの3」を占いの目的別に、タロット占い師の筆者が様々な結果の解釈と合わせて解説します。

ライター/鹿角解

フリーランスでライターとイラストレーターをしていますが、趣味で初めたタロットの的中率と評判がよく時々占い師としても活動するようになりました。タロットカードをイラストレーター、またはライター目線で解説します。

【ペンタクル3】はどんな意味を持ったカード?

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ペンタクルは星のマークが描かれたコインが登場する絵柄のカードを指します。「小アルカナ」はペンタクルも含めて4つの種類があり、それぞれ1~10の番号の数字と、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの計14枚で1セットです。コインが描かれていることから、ペンタクルのカードは財産や豊かさを象徴するカードと言われています。数字が大きくなるたびにその意味も大きくなっていくと言われますので、ペンタクルの3は財産を築こうとしている中で、初めてのチャンスが訪れた場面を表していると言われていますよ。

今回は世界中で愛されている「ウエイト版タロット」の絵柄で解説します。

総合的な意味:技術力

台の上に立ち壁に向かって何かをしている左側の青年が、右側の男性2人に提案されています。青年はハンマーを手にしているので、彫刻師だと言われていますよ。右側の男性二人のうち、片方は服装から教会の関係者のようです。二人は何か図のようなものが描かれた紙を見せ交渉をしていますね。この場面は若い彫刻師の青年の所に、大きな仕事のチャンスが舞い込んだことを意味する場面です。そのためこのカードは技術力を意味すると言われています。

正位置と逆位置では意味が変わってきますので、それぞれの意味を詳しく解説しましょう。

正位置:評価される

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正位置では今まで培ってきた技術が評価されるという意味合いになります。丁度カードに描かれている場面のように、コツコツと打ち込んできたものが評価され、大きく成長していく事の表れです。多くの人に認められる事を意味しますよ。特に技術や芸術関係に縁の深いカードなので、クリエイティブな才能の評価という意味合いが強いです。

逆位置:評価されない

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反対に逆位置では地道に取り組んでいる事が評価されないという意味になります。実力があり、頑張っているけどまだその努力が報われる日が遠い事をこのカードは意味していますよ。また反対にまだ実力が伴っていない事を意味することもあります。このカードが出た時はまだチャンスが来ないことの暗示です。

正位置は評価される、正位置は評価されない、で覚えると良いでしょう。

 

ペンタクルの3の正位置の解釈は?

それではペンタクル3が正位置で出た場合恋愛、仕事、対人、未来、金運、アドバイスではどんな意味を持つのか詳しく解説していきます。

その1.恋愛では「真面目な交際」

恋愛を占ってこのカードが出た時は「真面目な交際」を意味します。相手ととても誠実なお付き合いが出来る事を意味するカードですよ。また結婚前提の恋愛が出来るという暗示や、相手自身がとても真面目な人だという暗示でもあります。このカードが出た時は良いお付き合いが出来るという、喜ばしい結果を表していますよ。

その2.仕事では「大抜擢」

仕事を占ってこのカードが出た場合は「大抜擢」を意味します。丁度カードの絵柄の場面のように、コツコツ取り組んでいた事が高く評価されるという暗示です。また昇進や、絶好のチャンスが巡って来ていることも意味しますよ。このカードが出た時は自分の能力が評価される時が来たという嬉しい予兆になりますので、胸を張ってそのチャンスを掴んでくださいね。

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