あなたは今まで人生を悲観したことはないでしょうか?

しかし、私たちの人生は山あり谷あり。人の一生の中でずっと幸福であり続けることはありません。ただ私たちは現世でやり残したことがあっても来世で新たなスタートを切ることができます。そう、それは「生まれ変わり」。

そこで今回はこの「生まれ変わり」について、スピリチュアリストの筆者がご説明していくことにいたしましょう。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

人には生まれ変わりはあるの?

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人には「生まれ変わり」というサイクルがあることをご存知でしょうか?

この世に生を受けて一生を全うして亡くなっていく。このことは誰でも平等に経験していきますが、肉体を失ってしまうとその先は完全に「無」になってしまう。このように考えるこことは少し虚しい気になってしまいますね。

そう、私たちは現世での命を終えたとしても来世に転生して生れ変わることができるのです。

前世の記憶を持っている人が現実にいた

「そんなことが本当にあるの?」と生まれ変わりを信じることができない人もいらっしゃることでしょう。しかし、実際に前世の記憶を持っている人の事例が世界各地にあるのです。

ある意味、神秘的な体験のように思える不思議な出来事ですが、実際に存在することと断言できます。

転生する前の前世の記憶も持っている人は、記憶の一部が何かしらのきっかけで蘇ることもあるし、生まれてから物心がつく子供になった頃に過去の記憶のことを話して周囲の人を驚かせてしまうといったようなことさえあるのです。

誰もが持っている昔の記憶・デジャヴ

生まれ変わりの記憶は誰でも持っています。その典型的なものしては「デジャヴ」が挙げられるのですが、誰でも1度や2度は経験したことのある出来事でしょう。

「僕は昔、この場所に来たことがある」

「これを昔見たことがあるような気がする」

このような経験は誰しもが持っているものです。これもまた生まれ変わる前の記憶が残っている証拠なのかもしれません。

何度も生まれ変わりを繰り返している

また、生まれ変わるサイクルは1度だけではありません。転生する回数は果てしなく続き、一旦死後の世界に行っても何回もこの世に生れてくるのです。そのために前世の記憶はいくつもあると言って過言ではありません。

ただ、今生きている肉体的な身体ではその記憶が封印されているだけなのですね。

どうして生まれ変わりをするのか?

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「生まれ変わり」の体験は宗教学的には当り前のことでしたが、現代社会の中では非科学的なこととして扱われてきました。しかし、昨今では今ではいろいろな研究が進み科学的にも転生の可能性があることを唱える学者や権威のある博士などが実証性を唱えています。

では、何故、生まれ変わりをするのでしょうか?

カルマの法則で輪廻転生するから

一言で言うと、「カルマの法則があるために生まれ変わりがある」ということになります。生まれ変わり、すなわち「輪廻転生」はカルマの法則に基づく「生命のサイクル」と言ってもいいでしょう。

「カルマ」とは人が現世での行動の結果に残されていく「課題」であり、生きている時に善い行いをしても悪い行いをしても来世でその報いが戻ってくるという思想です。

前世の課題を解消するため

そして、前世でやり残した課題を解消するためにあの世からこの世に生れ出て、その課題を乗り越えるための生き方をしなくてはなりません。

1つのケースですが、前世では事件を起こして殺人犯になった人が罪を償うために、今世では多くの人を救うボランティア活動するようになったものがあります。このように生まれ変わりは人間の霊的な成長を促すためのサイクルでもあるわけです。

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