引越しの縁起物3つとは?

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引越しするときに縁起物を持つという風習が古くから日本にはありました。その風習は今でも続いているともいえます。ここでは引越しの縁起物として「釜」「万年青(オモト)」「ほうき」の3つを紹介しましょう。

縁起物1 ご飯を炊く釜・食事に困らない

引越しの縁起物として古くから「釜」を最初に新居に入れるという風習があります。釜は食事を作るもの。そのため新居に移っても食べるものに困らないようにという願いが込められています。現在は釜を持っている家庭はほとんどないので炊飯器を最初に入れるといいでしょう。

縁起物2 万年青(おもと)・徳川家康が江戸城入城の時に床の間に飾ったから

新居に「万年青」を入れると邪気を払い幸運を呼び込むことができるといわれています。万年青は知人や友人への引越し祝いに人気だとか。発端は江戸城に初めて入った徳川家康が床の間に万年青を飾っていたからといわれています。風水で邪気を払うといわれる万年青は、新居の鬼門の方角に置くと開運効果を期待できるともいわれていますよ。

縁起物3 箒(ほうき)・邪気を払い福を集める

「ほうき」は古くから日本では引越しの縁起物といわれています。ほうきは邪気や悪いものを掃きだす、または福をかき集めるという意味があるとか。新居に1本ほうきを用意しておくと何かと便利ともいわれていますよ。

自分にあった引越しの日を選ぶようにしよう

引越しは祝い事のひとつとしてできるだけ縁起がいい日におこなう方がいいといわれています。ただ現代では引越しの日の吉凶を気にすることも少なくなっていますよね。また忙しい現代人は吉凶を気にする余裕がないこともしばしば。また縁起が悪いといわれる日は引越し代金が安くなることもありますよね。引越しの日の吉凶に振り回される必要はなく、マイペースに費用や状況を踏まえて日にちを選ぶといいでしょう。

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