今回は十干のうちのひとつ「乙」の性格的特徴などを現役占い師である筆者が解説していきます。
ライター/ヤササキミカ
占い師、ヨガ講師。 タロットや数秘術をメインに鑑定。 スピリチュアルを日常に!をスローガンにライターしています。
- 乙(きのと)はどんな人?
- 乙の女性の性格的特徴:可憐な雰囲気で周囲を癒やす人
- 乙の男性の性格的特徴:優しく平和主義な人
- 乙の「年柱・月柱・日柱・時柱」の特徴は?
- 乙が年柱にある場合は目上からの引き立てを受けやすい
- 乙が月柱にある場合は協調性が高い
- 乙が日柱にある場合は優しさの中に秘めたコンプレックスがある
- 乙が時柱にある場合は寄り添って共に歩む
- 乙の恋愛観は?
- 乙の女性の恋愛傾向は癒やし系でモテる人
- 乙の男性の恋愛傾向は受け身な恋愛
- 乙に合う適職や仕事傾向は?
- 仕事傾向:人をサポートする
- 適職:看護師・介護士・林業
- 乙と相性が良い・悪い相手は?
- 相性が良い相手:庚
- 相性が悪い相手:辛
- 乙の人は人間関係の達人
この記事の目次
乙(きのと)はどんな人?
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「庚」は十干のひとつで、自然界の五行の要素を陰陽に分けたもの。十干は甲(きのえ)・乙(きのと)、丙(ひのえ)・丁(ひのと)、戊(つちのえ)・己(つちのと)、庚(かのえ)・辛(かのと)、壬(みずのえ)・癸(みずのと)。乙は十干の中の木の陰です。
自然界で表わすと草花。草花は環境に左右されて生きていきます。そのため乙の人も周囲の状況に影響を受けやすい人と言えるでしょう。草花は踏まれても成長を止めません。乙の人は見た目は優しそうに見えても強靱な精神力を持っています。内側に秘めた精神力を持つ人でしょう。
草花は自分だけでは大きく伸びていけず、何かに絡みついて大きくなります。乙の人は単独行動を好まず誰かと一緒に行動をしようとするでしょう。そして依存心を持つ傾向があります。そしていつのまにか人を利用してしまうことになることもあるようです。
ではそんな乙の女性と男性の性格的特徴を見ていきましょう。
乙の女性の性格的特徴:可憐な雰囲気で周囲を癒やす人
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乙は女性が持つと理想的とされています。可愛らしく可憐な印象を持ち、優しく包み込むような雰囲気を持つでしょう。家庭を持てば家を守る内助の功を発揮できる人です。周囲との協調性が高く、どのコミュニティに属してもうまくいく人でしょう。側にいるだけで癒やされるような癒やし系の女性です。
乙の男性の性格的特徴:優しく平和主義な人
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乙の男性は優しく物腰が柔らかでおっとりしているでしょう。平和主義で人と争うことを好みません。リーダーよりも人のサポートをする事を得意とするでしょう。乙の男性は仕事の場などでは優柔不断の面がネックになることもありそうです。人の意見に左右されすぎて決断が出来ないことがありそうですね。
乙の「年柱・月柱・日柱・時柱」の特徴は?
四柱推命は生年月日から「年柱・月柱・日柱・時柱」に60干支を振り分けそこから鑑定するもの。生誕年を表わす年柱、生誕月を表わす月柱、生誕日を表わす日柱、生誕時間を表わす時柱で構成されています。
ここでは乙が四柱の中にある時、どのような運勢になるのかを詳しく解説していきましょう。
乙が年柱にある場合は目上からの引き立てを受けやすい
年柱は初年期、0歳~19歳くらいの性格傾向を表わすもの。目上の人、上司の関係、先祖や両親との関係が見えます。運気としては社交運や外面における運気。社会に出た時の姿や行動、目上の人からどのように対応されるかを見ます。
可愛げがあり、守ってあげたくなる雰囲気の乙の人は目上の人からの援助を受けやすいでしょう。困っていたら手を差しのばしてくれる人が現れるような運がある人。ただ、家族や目上の人に過保護にされすぎてしまうことで、依存心が大きくなることもありそうです。自立心が育たなくなる可能性も秘めています。
乙が月柱にある場合は協調性が高い
月柱は中年期、20歳~39歳位の性格傾向を表わるもの。運気としては仕事運や家庭運、自分自身の生き方や才能を示し、自分を取り巻く人間関係も見えます。
社交性、柔軟性に長けていて、人と協調することが得意です。人と一緒にいる方が精神的にも安定し、自分の能力が発揮できます。周囲と同じ目標をもち、一緒に成し遂げていくと大きな事を達成できそうです。
乙が日柱にある場合は優しさの中に秘めたコンプレックスがある
日柱は晩年期、40歳~60歳ぐらいの性格傾向を表わるもの。恋愛運や配偶者、自分自身のことについてが見えます。
柔和で慈愛に満ちているでしょう。その優しさから内側に自分の考えがあるのですが、他人の意見を優先してしまう事があるようです。また内側に自分だけでは何も出来ない、というようなコンプレックスを感じているので、人への独占心や嫉妬心も多く抱えていることがあります。自信があまりない人が多い傾向でしょう。