その4.瞑想・深呼吸
場を浄化するときに使用するお香や鈴の音を使って、場を浄化しながら自分自身も浄化するといった方法もあります。お香を焚きながら又は(CDや動画で)鈴の音を鳴らしながら瞑想してください。お香の香りや鈴の音に意識を集中して瞑想することで、身体が浄化されマイナスエネルギーも寄せ付けにくくなります。
また深呼吸も自身を浄化することが出来るのです。やり方は、出来るだけリラックスした体勢で鼻から息を吸います。その時キラキラした良いパワーが鼻から入ってきて身体の隅々まで行き渡っていくイメージしてください。そして口から黒いものが出ていくイメージで息を吐きましょう。
どちらも時間や回数は決まっていません。身体や気持ちがすっきりするまで行いましょう。
その5.自然
自然に触れることで邪気を払うことが出来ます。早朝に山や川、海に出かけ鳥や水の音を聞きながらゆっくり過ごすことで心からリラックスし、良いエネルギーを吸収して邪気を追い出し身を守る効果を得ることが出来るのです。
山の場合は、大きな大木を見つけたら邪気を吸い取ってもらう事も出来ます。大木のエネルギーは強いので、お願いをしてから触れるように注意しましょう。
海の場合は、海水浴場より自然が多く人が少ない綺麗な場所がおススメです。可能であれば素足になり波の音を聞きながら、自然を身体で感じながら過ごしてみて下さい。
盛り塩と魔除けの効果
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盛り塩には魔除けの効果があると言われていますが、本当でしょうか。確かに塩には魔を払う効果があり、親しい人が亡くなった時のご葬儀など、法要帰りは必ずお塩をもらいますよね。あの塩は故人の霊を払うための塩ではなく、故人の死に寄って来た「邪気」を払うために用意されているのです。ですので、魔除けとしての効果は塩にあるのですがお皿に盛った場合は、少し変わります。
盛り塩は邪気を吸収する働きはありますが、邪気や良くない霊も寄せ付けてしまうのです。(ホウ酸団子を置いたらよくゴキブリを見るようになったのと同じ原理です)また効果が強い為ある程度邪気が溜まったら、撤去・交換しなくてはいけません。また盛り塩に使う小皿や盛り方(三角形・円錐)、撤去した際ごみとして扱っていいのかなど細かい決まりごとがあります。
毎日交換できる人や、邪気の溜まり具合が分かる人は良いですが扱いが難しく、個人の知識で置くのはお勧めしません。専門的に知識を持っている方に、置き場所や交換時期などのアドバイスをもらって盛り塩を置くことをお勧めします。
海外の魔除けアイテムとは
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海外にも色々な魔除けのアイテムがあります。「不思議のメダイ:フランス」「ガムランボール:バリ島」「ドリームキャッチャー:アメリカ」「ガネーシャ:インド」など世界にも沢山の魔除けのアイテムがあり、その国の守り神や宗教によって色々な形をしているのです。
自分で手作りしたり、ネットで手に入れやすい物も多くあるので日本の物よりも海外の物でしっくりくるものがあれば、手に入れてみてはいかがでしょうか。
身の回りの邪気を排除しよう
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全ての邪気から避けることは出来ませんが、そもそも悪いエネルギーを寄せ付けないようにすることが大切です。いたずらに肝試しや霊を呼び出すような遊びは止めましょう。また人の悪口や嫉妬などの感情にも邪気は寄ってきます。
普段から規則正しい生活を送りバランスのいい食事をとることで、自身の気を高めて邪気を排除する力を強めることが出来るでしょう。部屋は清潔にして空気を綺麗に保つことで、邪気を家に寄せ付けないようにすることが出来ます。
日々穏やかな気持ちで過ごし、邪気とは縁遠い生活送るように心掛けましょう。
魔除けを生活に取り入れてみよう
現代は昔に比べて邪気に当たる可能性が高くなっています。人のうわさ話や悪口・嫉妬などを聞いたり目にする頻度が高くなったためです。それと共に邪気を感じる力も弱ってきているように思います。
家にいる時間が短くなり掃除に手が回らなかったり、人付き合いがあまりなくてもネットを通じて色々な情報や意見を交換することが出来るので、気付かない間に邪気が溜まったり当てられることがあるのです。
部屋や持ち物に魔除けのアイテムを取り入れただけで安心することは出来ません。自分自身の意識や行動を改善し、出来るだけ悪いエネルギーから遠ざかった生活・自分から発信しない行動をすることで、魔除けのアイテムはあなたを守ってくれるでしょう。