そのようなあなたのためにタロット占いをよく活用している筆者が、恋愛・仕事・人間関係などのシチュエーション別に愚者のカードの意味を解説します。
ライター/あまらや
6歳から星占いを始める。長い趣味歴を経てプロを目指す筆者が楽しくお話します。
- 【愚者】はどんな意味を持ったカード?
- 総合的な意味:一歩踏み出す?
- 正位置:迷わずに出発、チャレンジ
- 逆位置:足踏みではなく注意して進む
- 【愚者】正位置の<恋愛>の解釈は?
- 結婚:迷っているなら恐れずしてみる
- 復縁:戻るよりも前に進むほうがいい
- 相手の気持ち:もう離れているかも
- 出会い:今が探すときです
- 【愚者】正位置の<仕事>の解釈は?
- 仕事:自信がなくてもやってみる
- 転職:良いタイミングかも
- 【愚者】正位置の<人間関係><金運>の解釈は?
- 人間関係:しがらみや腐れ縁は変えていい
- 金運:金運アップについて自由に考えてみる
- 【愚者】逆位置の<恋愛>の解釈は?
- 結婚:迷っているなら少し待つ
- 復縁:可能性もあるけどわからない
- 相手の気持ち:迷っているか棚上げしている
- 出会い:まだ時間がかかりそう
- 【愚者】逆位置の<仕事>の解釈は?
- 仕事:うまくいかないときはやり過ごす
- 転職:後悔しそう、まだしなくていいかも
- 【愚者】逆位置の<人間関係><金運>の解釈は?
- 人間関係:とりあえず現状維持で
- 金運:今は何もしないほうが正解
- 【愚者】が出た時のアドバイス!
- 愚者はしてみることの大切さを伝える存在
この記事の目次
【愚者】はどんな意味を持ったカード?
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愚者のカードには心ここにあらずな様子の若者が描かれています。彼は何を思いどこへ行こうとしているのでしょうか。絵柄を見てもそれははっきりとはわかりません。わかるのは彼がどこかへ行こうとしていることだけです。
総合的な意味:一歩踏み出す?
愚者のカードは全体的に白と黄色が目立ちます。これは無垢な好奇心を表していて、描かれている人物の心の中には自身の行動によって変化を起こしていきたいという希望があることでしょう。それによって訪れる未来がどのようなものになるかは、実は一歩踏み出してみなければわからないのです。
正位置:迷わずに出発、チャレンジ
愚者のカードには氷山、崖(または段差)、太陽、薔薇、犬などの象徴が見えます。これらは彼の純粋な意思とその反対にある危険性の表れ。足元を見ていないため落ちるか転ぶかしそうな状況ですが、物事の見通しというのは進んでみないとわからないもの。まずは出発してみましょう。
逆位置:足踏みではなく注意して進む
そうはいっても無計画に刺激を求めるような行動であってはいけません。ポジティブなことと軽率・無謀なこととは意味が違います。無謀なために失敗してしまっては、踏み出せずに足踏みをしているのと変わりません。それはどちらも愚かでフールな状態かも。愚者が愚か者ではなく創造力ある人物になるためには冷静さも必要なのです。
【愚者】正位置の<恋愛>の解釈は?
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総合的な意味をお読みいただき、愚者というカードのイメージが浮かぶようになりましたか?ではそれを恋愛というシチュエーションに置き換えたらどんな意味になるでしょうか。やはり立ち止まるよりは先に進むですよね!
結婚:迷っているなら恐れずしてみる
今あなたは結婚をするかしないかで迷っているのかもしれません。結婚なんてしたことがないし、どういう結果になるかもわからない。それによって人生が悪い方向に行ってしまったら…?しかし最初は誰でも初心者です。愚者の正位置が出たのなら、それは恐れず踏み出すほうが良いとのメッセージ。勇気を出しましょう。
復縁:戻るよりも前に進むほうがいい
復縁できないというよりも復縁しなくて良い状況です。また急いで新しい恋人をつくろうとするよりも自分の直感に従い世界を広げていくほうが良いでしょう。正直な気持ちとして本当に復縁したいと思っていますか?むしろ抱えていた荷物をおろし、新しい経験を手に入れるほうが素敵ではないでしょうか?
相手の気持ち:もう離れているかも
もしかしたらという期待があったかもしれません。しかしごめんなさい、相手の方の気持ちはもうここにはないようです。次の展開へ向けて忙しそうですよ?連絡をしても無視されてしまう可能性があります。残念ですが諦めましょう。ですがそれはあなたにとって悪いことではありません。実は時間がたてば忘れてしまうくらいのことです!