幼い頃に、夜を怖いと感じた経験はありませんか?人間は本能的に、暗闇を恐怖と感じます。それは私たち人間が、夜行性ではないからです。多くの人が昼間に活動し、夜は眠りに付くと思います。夢の中で夜は、休息・無意識・不安を象徴しているのです。無意識の中にある、感情や可能性を示しています。夜の暗さや時間は、多くの意味合いを持っているのです。

夜の夢をパターン別に、夢占いを研究する筆者が解説します。

ライター/Mayahuel

インドに導かれ、約10年通っています。 インドでのスピリチュアル体験から、見えないものの存在を意識するようになりました。 読者皆様の心の浄化につながる記事にしたいと思います。

「夜」が夢の中で暗示するものは?

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夜の夢は暗闇が印象に残ったのか、明るさが印象に残ったのかで大きく意味が異なります。夜の暗闇は、不安・恐れ・孤独といった感情の象徴です。心の深い部分を表しており、しまい込んだ感情や溜まった感情を示しています。

反対に暗闇の中にある明るさが印象的な場合は、明るい兆しの暗示です。夜に灯る街の灯りは「自由」や「解放」を、夜空に輝く天体は「希望」や「可能性」を象徴しています。また夜の深い時間帯は眠りに付く時であり「休息」を意味しているのです。心身の疲れが溜まった状態、休息が必要なサインを示しています。夜の夢は印象や状況によって、大きく意味が異なるのです。夢の中で印象に残った様子を、参考にしてみてください。

夜の【状況別】で見る夢の意味7個

夢の中での状況は、自分では気付いていない状態や今後の流れを示しています。空の様子や時間帯など、印象に残った場面を思い出してみてください。

「夜の夢」の状況別による、7個の意味を解説します。

その1.真っ暗な夜の夢の意味:心身の不安定な状態

周囲の景色が見えないような真っ暗な夜の夢は「心身の不安定な状態」を示しています。暗闇は「不安」や「疲れ」の表れです。精神的に不安定な状態や、心身の疲れが溜まった状態を示しています。

ゆっくり休息をとって、心と体を回復させるサインです。今は行動するよりも、休息を取る時であるのが示されています。

その2.深夜の夢の意味:物事の流れがよくない

真夜中を過ぎた深夜の夢は「物事の流れがよくない」時である暗示です。深夜は人が眠っている時間であり、活動が留まることを意味しています。この時に取り組みを進めても、うまくいかないことを示しているのです。

また新しいことを始めたり、物事を決めたりするのに適していない時でもあります。今は静かに過ごして、流れが変わるのを待ってみてください。

その3.夜空に星が輝いている夢の意味:成功・達成

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夜空に星が輝いている夢は「成功」「達成」の暗示です。星は「希望」「理想」を象徴しています。自分の掲げた目標が、達成される暗示です。

夜空の星は「幸運」の暗示ともされており、願いや望みを叶えることを意味しています。未来に対する希望や可能性が、広がっている暗示です。

その4.夜空に月が輝いている夢の意味:運気の変化

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夜空に月が輝いている夢は「運気の変化」を暗示しています。月の満ち欠けの状態が、これから起こる運気の変化を表しているのです。新月から満月に向かって満ちていく月は、運気の上昇を示しています。

反対に満月から新月に向かって欠けていく月は、運気が低下していく暗示です。行動するのを控えて、心と体を整えてみてください。

その5.夜になっても暗くならない夢の意味:エネルギーの高まり

夜になっても暗くならない夢は「エネルギーの高まり」が示されています。気力・体力が満たされて、活力に溢れている状態の表れです。ただしエネルギーが高まり過ぎて、無理をしやすい時でもあります。不規則な生活になりやすい、疲れを溜めてしまいやすい時なので注意が必要です。

また落ち着かない・不安な様子の場合は、人に知られたくない秘密が露見することを意味しています。自分の心の中が、露わになる暗示です。

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