今回はその「ソードの2」を占いの目的別に、タロット占い師の筆者が様々な結果の解釈と合わせて解説します。
ライター/鹿角解
フリーランスでライターとイラストレーターをしていますが、趣味で初めたタロットの的中率と評判がよく時々占い師としても活動するようになりました。タロットカードをイラストレーター、またはライター目線で解説します。
- 【ソード2】はどんな意味を持ったカード?
- 総合的な意味:葛藤
- 正位置:現状を維持する
- 逆位置:その場しのぎ
- ソード2の正位置の解釈は?
- その1.恋愛では「恋心が芽生える」
- その2.仕事では「トラブルが解決する」
- その3.対人では「関係が修復する」
- その4.未来では「問題が解決する」
- その5.金運では「バランスが取れる」
- その6.アドバイスで出た時は?
- ソードの2の逆位置の解釈は?
- その1.恋愛では「駆け引きの失敗」
- その2.仕事では「背信行為」
- その3.対人では「板挟み」
- その4.未来では「裏切り」
- その5.金運では「散財」
- その6.アドバイスで出た時は?
- 【ソード2】が出た時のアドバイス!
この記事の目次
【ソード2】はどんな意味を持ったカード?
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ソードは文字通り剣が描かれた絵柄のカードを指します。「小アルカナ」はソードも含めると4つの種類があり、それぞれ1~10の番号の数字と、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの計14枚で1セットです。剣は技術で生まれたものであることから、ソードのカード達は知恵を象徴するカードと言われています。また会話などもコミュニケーションも象徴していると言われていますよ。知恵も言葉も剣も、一歩使い方を間違えれば相手を傷つける事もありますね。そういった事を表しているのがこのソードのアルカナなんです。
今回は世界中で愛されている「ウエイト版タロット」の絵柄で解説します。
総合的な意味:葛藤
目隠しをした女性が両手に剣を握っています。背景には三日月が浮かび、波が穏やかな夜の海が描かれていますね。静寂と緊張感を感じさせるカードです。このカードは剣を構えつつも、決めきれずに迷っている葛藤を表しているカードなんですよ。目隠しをしているのは、見たくないものを見ないようにしているからとも言われています。
その葛藤に対してどう行動することになるのかが正位置と逆位置で変わってきますのでそれぞれ解説しましょう。
正位置:現状を維持する
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正位置では現状を維持するという意味になります。目の前の問題に無理に決断を出さずに、タイミングを待つ事で穏やかな心を取り戻すという暗示になりますよ。静かな心で状況を見定めることで、正しいタイミングを掴めるといった意味を持つカードです。
逆位置:その場しのぎ
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反対に逆位置の場合は、決断を急ぐあまりその場しのぎの対応をしてしまい、かえって事態を悪化させるという意味になります。問題の本質を見抜けず、タイミングを誤るといった暗示でもありますよ。また終わったはずの問題が再浮上するといった意味も持ちます。
正位置は現状を維持する、逆位置はその場しのぎ、で覚えると良いでしょう。
ソード2の正位置の解釈は?
それではソードの2が正位置で出た場合恋愛、仕事、対人、未来、金運、アドバイスではどんな意味を持つのか詳しく解説していきます。
その1.恋愛では「恋心が芽生える」
恋愛を占ってソードの2の正位置が出た時は「恋心が芽生える」暗示になります。大きく情熱的な進展は望めませんが、自分の気持ちに気づくような事が起こる事を象徴していますよ。また年下との縁があることや、理知的な相手といった意味も持ちます。このカードが出た時はまだ大きく動く時ではないと頭に入れつつも、自分の気持ちについて考えてみるのがオススメですよ。
その2.仕事では「トラブルが解決する」
仕事を占ってこのカードが出た時は「トラブルが解決する」暗示になります。トラブルについて冷静に判断することで、無事解決策を出せる事を意味していますよ。また様子見といった意味や、職場自体が穏やかであることを意味する場合もあります。他にも、芸術関係の仕事といった意味もありますよ。占う内容によって意味が少し変わってきますので、臨機応変に読み解くのがオススメですよ。