日本には八百万神がその霊性を至るところに宿していると言われています。その身近な場所が神社でしょう。

私たちはお正月に神社を参拝して神様に色々なお願いごとをしますよね。進学・就職・仕事・恋愛などです。

誰しもが迎え入れてもらいたいと思うのものですが、このお参りで神様からの歓迎・拒絶があることをご存知でしょうか?

今回はそんな神社の歓迎・拒絶についてスピリチュアリストの筆者が解説いたします。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

神社に参拝する意義

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日頃でも神社でおみくじを引いて吉兆を占うことが身近な習慣になっている日本人の生活。今では空前のパワースポットブームになっており、その恩恵にあやかりたいと神社仏閣に足を運ぶ人が増えていますね。

でも、皆さんは神社に参拝する本当の意義をご存知でしょうか?その正しい意義を理解しておかないとせっかくの参拝もあまり意味がないのです。

神社への参拝は感謝することが基本

神社にお参りすること。

多くの人は自分のお願いを祈り成就してもらうことを思っています。もしかすると、あなたもそのように考えていらっしゃるのではないでしょうか?

神社参拝の正しい姿は「ここに来させて頂いたことを感謝すること」

これがお参りする意義なのです。

神殿に向かって二礼二拍手で手を合わせて

「〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番地から来た〇〇〇〇。今日はここに来させていただきありがとうございます」

そして、一礼。このように神様に感謝することが神社参拝の基本。

私たちが何気なく生活しているので気が付かないですが、神様の慈愛によって活かされている。このことに感謝する場所が神社なのだと筆者は考えています。

お願いごとは神主さんに祈祷してもらう

しかし、神社は人のお願いをすることも可能です。それは神主さんに祈祷してもらうこと。

社務所で祈祷料を納めた後に本殿に上がり祈祷してもらうのです。このようなお願いの仕方は交通安全祈願やお祓いのために拝殿した経験をお持ちかと思います。

土地の浄化をするための地鎮祭で祈祷をお願いすることもありますが、神様に自分のお願いが届けるためには、境内に行くだけでは残念ながら効果がないのです。

言い方を変えれば、真剣にお願いするためにはお賽銭を入れて、パンパンと手を叩くだけではダメだということなのかもしれません。

神社に歓迎されているサインとは

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ここで大切なことがあります。それはあなたが神社から本当に歓迎されているかということ。神社は、現在のあなたが本当に迎えられるべき人なのかを見ています。

にわかに信じがたいことかもしれませんが、歓迎されているかどうかのサインを感じることができると、心の中に神様からの意志が響いてくるはずです。

では、歓迎されるサインとはどのようなものでしょうか?

その1.虹が出ている

1つ目の歓迎サインとしては、「虹が出ている」という点です。雨が上がり太陽の光が待機中の水分に反射して七色の光を映し出す虹。

限られた天候の時にしか見ることのできない現象ですが、この時が神社から優しく迎え入れてくれる兆候だと思っていいでしょう。

あの美しい色合いの虹を眺めていると、気分も爽やかになるものです。神様に感謝してお参りしてください。

その2.参拝する時に晴れる

さっきまで大雨でどしゃぶりだった天気が神社の近くを通った時や行きたくなった途端、青空になってきたという経験を持たれている方もいらっしゃるかと思います。

これも神様から歓迎されている合図だと理解して問題ありません。天気が良くなってくると心も晴れやかになってきますね。

気持ちも晴れ晴れで気持ちよく参拝することができますし、参道を歩いていると神社から見守られているように感じる人も少なくありません。

その3.参拝中に風が吹く

参拝中に風が吹くということがありますが、これも歓迎サインと理解することができます。

特に爽やか風が肌を優しく煽ってくれると、まさに神社に訪れたことを神様が喜んでくれている証拠です。

普段は不思議と参拝客が多いのに、この時だけは人混みがなく心静かにお参りすることができることもありますね。

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