世の中には結婚して数年経つのに子供を授からず悩んでいる方々がたくさんいらっしゃいます。近年では医療技術の進化で受胎するチャンスも増えてきているものの、それでも不妊の悩みが尽きない人も。このような方はスピリチュアル的に見ると何か問題があるのでしょうか?そこで今回の記事では、不妊の意味についてスピリチュアリストの筆者が解説していくことにいたしましょう。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

スピリチュアル的に見る不妊4つの意味

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早速ですが、スピリチュアル的な観点で不妊の意味を見ていくことにいたします。

1.出産とは異なる使命がある

不妊に悩んでいる女性の方は、出産とは異なる使命があると考えられます。これまで女性の人が結婚すると、子どもを授かり育てることが役割だと考えられてきました。しかし、近年では必ずしもそうとは言い切れなくなっています。精神世界の中では魂が輪廻転生の中で何度も生まれ変わることが知られていますが、今世に生まれる直前に霊的世界で自分の人生設計を考えて生まれるとされているのです。過去世で果たすことができなかった課題をカルマとして持ち越し、魂の成長のために現世で数々の試練を乗り越えていかなければなりません。そのため出産すること以上にやるべきことがあるのかもしれません。

2.子供が世に出るタイミングではない

2つ目に考えられることは、子供がこの世に出てくるタイミングではないということがあります。子供は親だけの思いだけで生まれるわけではありません。子供自身が自己の魂を成長させるために生まれると同時に親に対しても学びを与える役目があるとされています。しかも、子供のこの世で自分の生涯の伴侶となる相手とも出会わなければならないため、この世に生まれ出るタイミングが時期尚早と見ているわけです。

3.親になるタイミングではない

不妊という悩みは逆に女性が親になるタイミングが訪れていないという解釈もできるかもしれません。人は生きていく中で、数多くの試練を乗り越えて人生を切り開いていく必要があります。そのため今世に持ち越してきた課題を解決させなければならず、今妊娠するタイミングとしては、「今その時ではない」という可能性があるのです。不妊で悩まれている女性の人は、一旦自分の状況を冷静に見つめ直して今果たすべきことを行いましょう。

4.親子の縁がない

過去世の問題が影響している可能性も考えられます。過去世で自分を親として選んでくれた子供が生まれ変わりの先に再び親子としての縁がないケース。また、夫婦だった人が前世では子供に縁がなく、それが近世に繋がっていることも。その一方で過去世で出会ったことがない魂であれば、転生する前に親・夫婦・恋人という縁を結ぶことがあります。しかし、親子はいっしょに試練を乗り越えることが必要なために新たな縁でその試練を乗り越えられてないため、今世で親子の縁がないと考えられるのです。

過去世の縁が不妊に影響していることもある?

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過去生での縁が今世に影響していることで不妊になる可能性があります。過去世で親子だった魂が必ずしも生まれ変わりの中で再び親子の関係で転生するとは限りません。過去世で何かしらの縁があった魂は転生を繰り返す過程において、いろいろな形に変化していき、この世に生まれ出てきます。このことか前世でが親子だった2つの魂が転生してきたこの世界では夫婦となることも珍しくはありません。妻が母性的な性格をしており、夫が子供のように甘えてくる場合などはまさにそうでしょう。過去世であった縁でどのような人生を送ってきたのかで、今世では子供に縁のない場合もあるのです。

しかし、この世で子供に縁がないからといって落胆することはありません。スピリチュアル的な観点で考えると、過去世から繰り越してきた課題であるカルマを解消することは優先事項でしょう。そのため占い師などに相談してみて、自分の果たすべきことに取り組むようにしてみてください。

自分が女性性を受け入れる準備ができていないことも影響?

不妊をスピリチュアルに突き詰めていくと、自身が女性性を受け入れる準備ができてないと解釈することもできるかもしれません。具体的に言うと「子供を産めないので、自分は女性として価値がない」と自身の女性性を認識して受け入れることができていないのです。子供の魂はあなたのところに宿ろうとしているのに、自分の女性性を受け入れられていないためそのタイミングが熟しきれていないと思われます。

しかし、女性だからと言って必ずしも出産しなくてはならないということではありません。たとえ子供に縁がなかったとしても人としての価値がないと思わないでください。

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