皆さんはエンパスという言葉をご存知でしょうか?スピリチュアルの世界ではよく耳にする言葉ですが、この言葉が当てはまる人が世の中にはかなりいることが知られています。
そこで今回の記事では、エンパスについてスピリチュアリストの筆者が解説してまいりましょう。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

エンパスとは何?

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この記事でのテーマであるエンパスは「共感力・共感力の高い人」という意味を持つ言葉です。エンパスを持つ人は並外れた共感力があり、生まれつき他人の感情やエネルギーに敏感。

そのためにエンパスは時折、近くにいる人と同じ現象が自分の身に起こってきます。その人の体調が悪くなると、自分も同じように体調が悪くなってしまうのです。

1.6つのタイプのエンパス

エンパスには6つのタイプが存在すると言われています。1つは他人の体に起きていることを外部からの波動で感じるタイプ。2つ目は人の体に起きていることを自ら体で感じ取るタイプ。3つ目は人の感情が感覚で分かることで、4つ目はその感情を自分の感情のように感じるのです。

また、他人の者の思考を自分の思考として体験するタイプや人の精神的なことを霊的レベルで感じることができるタイプもいます。

2.エンパスは意識して人に合わせているわけではない

エンパスは他人の話を聞いているうちに、実際に体験しているように感じる感覚になるのですが、自分でも気づかない間に徐々に他人の隠された考えが見えてきてそれに合わせた行動をしてしまうことがあります。また、相手が何も言わなくても真意に気付いたり、悪口を聞いていることで具合が悪くなったり。

他人の感情や周りの動向に感応してしまうエンパスの人はそのことに意識を合わせているわけではありません。無意識に相手に共感したり、感情や思考を感じ取る能力があるのです。

3.エンパスとHSPとは異なる

エンパスに似た傾向として「HSP」というものがあるのですが、とても高い敏感性を持つ人という意味。HSPは感受性が強くて繊細な性格を持つ点においてはエンパスと混同される傾向が。しかし、近年ではHSPの1つとしてエンパスが存在しているのです。このことからエンパス人はHSPである一方で、HSPと診断された人の全てがエンパスとは限りません。

4.エンパスの人はうつになりやすい?

エンパスは人から相談されやすい傾向が強いためにうつになりやすいとも言われています。他人のエネルギーに影響されることで疲労感が蓄積されて慢性疲労症候群と診断されるケースも。その結果、うつ病を誘発させてしまうことも少なくありません。

エンパスをオフにする意味

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このように他人の感情に影響されるエンパスの人は生まれつきの能力であることも多いため、そのことを当たり前と思っておりエンパス能力そのものを自覚していることを知らない人が少なくありません。また、エンパスの能力を切り替えることを知らない人が大半であるとも言われているのです。この時にエンパスをオフする意味を理解していると、自分の生活が大きく変わってくる可能性があります。

1.オフにする必要性

なぜオフにする必要性があるのでしょうか?エンパスの能力が成熟しきれていないと、疲労が溜まっている人や悩み傷ついている人の感情が知らないうちに自分のものになってしまい疲れてしまいます。最悪の場合は自分が混乱することも。そのためエンパスの能力をオン・オフするテクニックを身につける必要があるわけです。

能力をオフにすることで、他任の感情に左右されず自身と深くつながり安心できる時間を作ることができるでしょう。蓄積された疲れをリセットすることもできるわけですね。

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