この記事ではタロット占いをよく活用している筆者が、シチュエーション別にワンドエースの意味を解説します。
ライター/あまらや
6歳から星占いを始める。長い趣味歴を経てプロを目指す筆者が楽しくお話します。
- 【ワンド・エース 】はどんな意味を持ったカード?
- 総合的な意味:アイディアと意志
- 正位置:これをしてみる
- 逆位置:足りないものがある
- 【ワンド・エース 】正位置の各解釈は?
- 正位置の<恋愛>の解釈:きっと良い
- 正位置の<仕事>の解釈:意欲がある
- 正位置の<人間関係>の解釈:目的があれば
- 正位置の<金運>の解釈:積極的に
- 【ワンド・エース 】逆位置の各解釈は?
- 逆位置の<恋愛>の解釈:燃えない
- 逆位置の<仕事>の解釈:勢いはあるけど
- 逆位置の<人間関係>の解釈:それだったら
- 逆位置の<金運>の解釈:本当に必要?
- 【ワンド・エース 】が出た時のアドバイス!
- ワンド・エースは自由にしていいけど?
この記事の目次
【ワンド・エース 】はどんな意味を持ったカード?
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ワンドは直感をもとに行動するグループです。火地風水の火に相当します。ワンドエースのイメージとしては着火するような感じです。物事を始めるエネルギーはタロットの4つのグループのうち、ワンドが最も強くスピード感があります。
総合的な意味:アイディアと意志
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たとえばワンドエースとソードエースは意志的だという点で似ています。違う点を挙げるならワンドが突然浮かぶ直感なら、ソードは連続した点の上にある発想でしょうか。そのためワンドエースを表すキーワードは、着想・アイディア・ひらめき・思いつき…などになります。そして意志的にアイディアを現実化しようとしますが、その際に必要なものは創造するための熱意です。
正位置:これをしてみる
正位置では着想を得たときに、それを押し出すための条件・環境などがそろっています。ですので「これをしてみよう」という意志を持ったら、すぐ行動に移すことができます。本人の意志や熱意も大切ですが、タイミングも含めて物事を始めるに合った状況であることが、ワンドエースのスピード感につながるでしょう。そして正位置ならゴーサインが出ています。
逆位置:足りないものがある
逆位置になると浮かんだアイディアを進める際に、足りないものがあるという意味になります。理想を実現しようとしても困難に遭い、失敗という結果になる可能性がありそうです。そうならないためには急がず足りないものを補いましょう。逆位置の意味として時間の遅れを表すこともあります。しかし遅れることが不可能を意味するわけではありません。
【ワンド・エース 】正位置の各解釈は?
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どのようなシチュエーションでもワンドエースの正位置を引いたら、やる気を出して良いでしょう。アイディアを目標化し、その先の展開について期待感をもって計画できます。たとえあまり根拠がなくても未来を信じることのできる状態です。
正位置の<恋愛>の解釈:きっと良い
正位置の場合、背景は様々あると思いますが恋愛関係について意欲的な状態になっています。特に新しい出会いを求めたくなるかもしれませんし、すでに相手がいる場合でも関係改善をしたくなるなどマンネリの解消に努めようとするでしょう。ワンドエースの棒には新芽が出ていますが、その芽を落とさないようにすると良いですね。
結婚なら前向きに進めて良いでしょう。復縁もうまくいきやすい時期です。相手の人の気持ちはあなたに新鮮味を感じています。出会いを求めるにはとても良いタイミングです。外へ出てみましょう。
正位置の<仕事>の解釈:意欲がある
新しい職場に入ったり、新しい仕事を任されたりするかもしれません。または長く続けてきた仕事でも自分の中で仕事の仕方を変えてみたくなったり、今までとは異なる人々との関係ができやすいでしょう。それはあなたを触発するような出来事があったためかもしれませんし、周期的な自己リズムによるものかもしれません。しかしせっかくのチャンスなので生かしましょう。
転職を希望なら、やはり意欲的に取り組むことができそうです。多少つまづくことがあっても本当にしたい転職なら、成果を急がず続けていくと最終的に納得のいく仕事・職場に落ち着けるでしょう。