人は生きていくために様々な努力をしています。自分の人生は1度切りしかないと幸福な未来を過ごすための努力。しかし、精神世界では「人生はすでに決まっている」と言うことを耳にします。

本当なのでしょうか?今回の記事ではそんな人生が本当に決まっているのかや意義についてスピリチュアリストの筆者が解説していきます。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

運命は100%決まっている?

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突然ですが、宇宙はビッグバンが起こってから気の遠くような時を経ており、今でも膨張を続けています。

生きとし生けるもの全てが躍動している中で、個々の命の運命は100%決まっているという見方があることをご存知でしょうか?。

その一方で人間の運命は大きな流れに決まりはあるものの、細かなところまでは決まっておらず自らの意思で行動することや選択することができると言っている人も少なくありません。

この世に生まれた時点で人生のレールが敷かれていることは、ある意味ではそうかもしれないのです。

生まれる前から死ぬ日が決まっている?

人生が決まっているということは、その人の寿命も定まっているという理解もできるしょう。

生まれてからシナリオがしっかりと定められており生きている間の活動が決まっているというのです。

例えば、若くして命を無くした人のことを気の毒に思うのが普通でしょう。しかし、このような方々も定められた一生を使命を全うしたという理解もできるのかもしれません。

大事なのことは、自分の人生において情熱を込めて、生活できたかどうかということではないてしょうか?

可能な限り頑張った生き方をしたということが大切なのだと思うのです。

未来は決まっている?

生まれてから死ぬ時までのことが決まっているという考え方は、科学的に証明することは不可能です。

しかし、現世での人生が決まっているということは、輪廻転生の法則に照らしあわせると、未来のことも決まっているという理解ができないでしょうか?

人は神仏にご加護を祈り、現世も未来までの幸せを祈るものですが、その意義は定められた運命を成就させるためのものなのかもしれませんね。

カルマの法則から見る人生のあり方

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人間は誰でも自分の幸せを願うことは言うまでもありません。あなたもこの世に生を受けて存在している限り同じことを考えて当然でしょう。

しかし、人生がすでに決められた既定路線があるのは何故なのか?

それは霊的な観点から考えると、あることが見えてくるのです。

魂が生き方を決める

1つは自分自身の魂が生き方を決めてこの世に肉体を持った人として生まれて来ることが挙げられます。最近のスピリチュアルの書籍でも紹介されていますが、生まれ変わりの中で自分が背負った前世の課題、すなわちカルマを昇華させるために生まれるという考え方。

毎日の何気ない生活の中ではこの世に生まれてきた目的(カルマ)のことを肉体の記憶では覚えていないのですが、魂は現世でどのように活動すべきかを覚えているのです。

魂が求めるのは進化?

魂が求めているのは自身の進化のこと。これは宇宙意識の原理でもあるのですが、宇宙も魂も常に進化する方向をに向かって動いています。

そのために魂は現世で人間として転生した時に進化するための課題を背負っているわけです。これが生まれる前から人生が定められているという思想の真実と言っても過言ではありません。

現世での生きる目的は定まっている

前項でお話したように現世での生きる目的はすでに定まっています。

そのために私たちはその目的にしたがって不確定性のように思える日常生活の中で、意味のある生き方をする必要があるのです。

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