今回はその「ペンタクルのクイーン」を占いの目的別に、タロット占い師の筆者が様々な結果の解釈と合わせて解説します。
ライター／鹿角解
フリーランスでライターとイラストレーターをしていますが、趣味で初めたタロットの的中率と評判がよく時々占い師としても活動するようになりました。タロットカードをイラストレーター、またはライター目線で解説します。
- 【ペンタクル・クイーン】はどんな意味を持ったカード？
- 総合的な意味：寛容
- 正位置：育てる
- 逆位置：甘やかす
- ペンタクル・クイーンの正位置の解釈は？
- その1．恋愛では「穏やかな恋」
- その2．仕事では「協力」
- その3．対人では「助け合える関係」
- その4．未来では「整う」
- その5．金運では「人のために使う」
- その6．アドバイスで出た時は？
- ペンタクル・クイーンの逆位置の解釈は？
- その1．恋愛では「伝わらない」
- その2．仕事では「無駄が多い」
- その3．対人では「一方的」
- その4．未来では「結果が出ない」
- その5．金運では「卑しさ」
- その6．アドバイスで出た時は？
- 【ペンタクル・クイーン】が出た時のアドバイス！
この記事の目次
【ペンタクル・クイーン】はどんな意味を持ったカード？
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ペンタクルは星のマークが描かれたコインが登場する絵柄のカードを指します。「小アルカナ」はペンタクルも含めて4つの種類があり、それぞれ1～10の番号の数字と、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの計14枚で1セットです。コインが描かれていることから、ペンタクルのカードは財産や豊かさを象徴するカードと言われています。数字が大きくなるたびにその意味も大きくなっていくと言われますので、ペンタクル・クイーンは豊かさを象徴しているカードだと言われていますよ。
今回は世界中で愛されている「ウエイト版タロット」の絵柄で解説します。
総合的な意味：寛容
優しい表情でペンタクルを抱える女王の姿が描かれています。綺麗に咲いたアーチ状の薔薇の花と、玉座のそばで咲く花々から穏やかな実りを表していますね。右下のウサギは豊かさの象徴と言われています。そのことから、このカードは慈愛をもってすべてを受け入れる寛容を表していると言われていますよ。
その寛容さが正位置と逆位置では意味合いや影響が変わってきますので、それぞれの意味を詳しく解説しましょう。
正位置：育てる
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正位置では育てるという意味合いになります。相手を慈しみ、受け入れる事で相手を成長させるという暗示です。また相手を育てることによって自らも成長していくという意味を持ちますよ。双方に良い影響をもたらすカードです。相手を助ける事で自分自身も良いことがある事を教えてくれるカードでもありますね、
逆位置：甘やかす
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反対に逆位置では甘やかすといった意味を持ちます。相手を受け入れるあまり、かえって成長を阻害する悪い影響を与えてしまうという暗示です。何でも受け入れてしまう状態がかえってマイナスを呼んでしまい、お互いに堕落してしまうという意味を持つカードですよ。また依存関係を意味することもありますよ。
正位置は育てる、逆位置は甘やかす、で覚えると良いでしょう。
ペンタクル・クイーンの正位置の解釈は？
それではペンタクル・クイーンが正位置で出た場合恋愛、仕事、対人、未来、金運、アドバイスではどんな意味を持つのか詳しく解説していきます。
その1．恋愛では「穏やかな恋」
恋愛を占ってペンタクル・クイーンが正位置で出た場合は「穏やかな恋」を意味します。結婚につながるような良い恋愛関係が築けているという暗示になりますよ。また相手そのものを占った場合は良妻賢母といった意味や、気遣いができる人という意味も持ちます。また相手を育てる事で良い関係が築けるといった意味にもなりますよ。このカードが出た時は良い関係が期待できると見て大丈夫でしょう。
その2．仕事では「協力」
仕事を占ってこのカードが出た時は「協力」を意味します。皆が協力して働ける職場だという暗示です。また頼れる上司の存在や、気遣いが出来る人といった意味も持ちますよ。他にも部下を育てることで良い結果を生む事を暗示する場合もあります。占った内容で意味は変わってきますので、他のカードの出方とあわせて読み解くのがオススメです。全体的に良い意味を持つカードですよ。