そのような悩ましいソードですが6番目のカードはやや異質です。ソードの中で唯一、自分だけの考えから離れ他者のことを考えています。この記事ではタロット占いをよく活用している筆者が、シチュエーション別にソード6の意味を解説します。
ライター/あまらや
6歳から星占いを始める。長い趣味歴を経てプロを目指す筆者が楽しくお話します。
- 【ソード6】はどんな意味を持ったカード?
- 総合的な意味:ちょうどいいくらい
- 正位置:これくらいで
- 逆位置:これくらいがわからない
- 【ソード6】正位置の各解釈は?
- 正位置の<恋愛>の解釈:穏やかに変化
- 正位置の<仕事>の解釈:助けがあるかも
- 正位置の<人間関係>の解釈:できることをさっと
- 正位置の<金運>の解釈:乗ってみる
- 【ソード6】逆位置の各解釈は?
- 逆位置の<恋愛>の解釈:スムーズさに欠ける
- 逆位置の<仕事>の解釈:あまり期待しない
- 逆位置の<人間関係>の解釈:距離の必要性
- 逆位置の<金運>の解釈:乗らないほうで
- 【ソード6】が出た時のアドバイス!
- 自分だけでなく誰かのために考えると役に立つ
この記事の目次
【ソード6】はどんな意味を持ったカード?
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ソードは思考を表すカードです。思考というのは難しくきりのない考えにはまり込んだり、考えているようでもやもやしているだけだったりします。その中でソード6は適切な考え方をするための方法を教えてくれるでしょう。
総合的な意味:ちょうどいいくらい
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適切でちょうどいい考え方をするための方法として、ソード6は他者について考えることを提案しています。ソード・エースからずっと自分の考えにとらわれてきたのですが、6番目に至り方向転換できたのです。これは一見妥協のようにも見えますが、むしろ他者を取り入れることで自分を回復できるということでしょう。
正位置:これくらいで
ソード6のカードには男性の船頭が親子と見られる二人の人物を舟に乗せ、川を渡るイラストが描かれています。母親らしき女性は頭から布を被りうつむいているようです。事情のありそうな二人を船頭は無料で舟に乗せてあげたのかもしれません。そのような親切をおこなえる考え方をソード6は表しています。
逆位置:これくらいがわからない
しかしバランス良く考えることが難しい場合もあります。ちょっとした親切行為ならさっとしてあげることもできますが、状況によってはもっと考えなければいけないこともあるでしょう。ですので良くしてあげたいけれどできない、それでは済まないかもしれない、などのときにソード6の逆位置になります。
【ソード6】正位置の各解釈は?
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ソード6の正位置の意味は自分について悩みすぎると自罰的になり、他者を意識しすぎると他罰的になる危険性からどのように脱出するかということを示しています。意識の置きどころの問題にうまく答えてくれるのがこのカードです。
正位置の<恋愛>の解釈:穏やかに変化
恋愛についての質問でソード6の正位置が出た場合、解釈に迷うかもしれません。イラストの中に恋愛らしい要素があまり見当たらないからです。ヒントになりそうなものといえば訳ありそうな親子でしょうか。母親がうつむいている様子から父親である男性とのトラブルが想像できます。しかし水面は穏やかなので親子の移動と未来は悪くないでしょう。
これをあなたの質問に置き換えると、結婚なら過去に何かあったとしても今後は落ち着いた生活ができるでしょう。復縁ならしなくて良いと思います。むしろ他の人を探しましょう。相手の方の気持ちなら、人として親切にしてあげたいけど恋ではないかも。出会いならこれから期待できそうです。
正位置の<仕事>の解釈:助けがあるかも
あなたに仕事上で変化が起きているとしたら、それをサポートしてくれる援助者がいそうです。その人は必要な手助けをしてくれますが、あなたに自分の価値観などを押しつけることはないでしょう。またもしかすると協力したいと思っていても申し出をためらっているかもしれません。周囲に良さそうな人がいたらちょっとお願いしてみてもいいでしょう。
転職希望でしたら叶いそうです。その際もうまく橋渡しをしてくれる人がいるでしょう。もし人から話を持ちかけられたらチャンスかもしれないのでよく聞いてみましょう。