正位置の<人間関係>の解釈:できることをさっと

舟をこぐことは結構難しいのですが、ソード6の船頭の男性は仕事にしているだけあって得意なのでしょうね。そして川岸で困っていそうな親子を見かけたか、親子に頼まれたかはわかりませんがとにかく舟に乗せてあげました。きっと川を渡った親子は今後自分たちの生活を築いていくのでしょう。

男性の足元を見ると赤い靴を履いています。また着ているシャツの色は青です。これは冷静に考えた上で、さっと行動できる人を表しています。ですので人間関係においてもそのような判断や決断が必要なのでしょう。

正位置の<金運>の解釈:乗ってみる 

見た感じこの親子は裕福そうではありません。船賃もない状態なのです。しかしお金がなくても川を渡るチャンスに恵まれました。そのような感じで今あまりお金がなくても、チャンスを見つけていくことで目的を果たすことができそうです。また1つ目的を果たすことで次のチャンスが訪れるかもしれません。早急に物事が運んでいくわけではありませんが、落ち着いてお金をつくっていくことができるでしょう。

その際は船頭さんにお礼をすると良いかもしれません。もしまたあなたが困ったときに助けてくれるでしょう。

【ソード6】逆位置の各解釈は?

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他者のために考えて動くことが思考の適切な落としどころなのですが、かといってどのような場合でもうまく対応できるわけではありません。進展させようとして失敗したり、方法が浮かばないこともあるでしょう。

逆位置の<恋愛>の解釈:スムーズさに欠ける

ソード6の逆位置で恋愛の解釈をすると、舟に乗せてもらい川を渡ったとしても親子の今後に困難があるかもしれません。トラブルになった父親である男性が追いかけてくるかもしれませんし、もしかすると母親のほうに非があって追放された可能性もあります。そうすると多少の援助があったとしてもスムーズにいかないでしょう

結婚であれば良い仲介をしてもらったはずが後で問題が発生するかもしれません。復縁ならばあなたにその気がないのに申し込まれるかも?相手の方の気持ちは、あなたにこだわっていそう。出会いならしばらく様子を見て落ち着いてから求めましょう。

逆位置の<仕事>の解釈:あまり期待しない 

あなたを支援してくれる人がいたとしても期待しすぎないようにしましょう。支援の仕方が合わないかもしれませんし、支援者の方ががんばりすぎて疲れてしまうかもしれません。また支援自体が適切にされたとしても、その先に思わぬ障害が待っている可能性もあります。ですので他者の力を借りて仕事を前進させる際には慎重さも必要でしょう。

転職希望でしたら、やはり注意が必要です。うまく進んでいるように思えることが実は違う、自分の目指す場所ではないところに向かっているなどが考えられます。良い話があったとしても内容をよく確認しましょう。

逆位置の<人間関係>の解釈:距離の必要性

どんなに良い関係であったとしても、何かのきっかけでその人間関係から撤退を余儀なくされることがあるでしょう。その場合はこだわらずに距離を置くほうが良いです。人生上には思わぬトラブルも起こり得ますので、その際はやり過ごすことをお勧めします。またそのような場合にもあなたを助けてくれる人がいるでしょう。

川の向こうで過ごすうちに時間が経って、また過去の人たちと「意外と近くにいたね」と言って再会する可能性もあります。もし今大変な状況だったとしても離れて落ち着いてみればきっと大丈夫です

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