今、日々の生活の中で霊性に目覚める人々が増えてきました。

10数年前なら実社会でスピリチュアルに関心を持つ人が多くはなかったのですが、「魂の時代」を迎えてから人々の意識が変わってきました。

その中で「宇宙エネルギー」が人の進化を大きく飛躍させる存在として注目されているのです。

そこでここではこの宇宙エネルギーについてスピリチュアリストの筆者が解説していくことにいたします。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

宇宙エネルギーとは

image by iStockphoto

今、霊的次元の観点で注目されている宇宙エネルギー。このエネルギーは一体どのようなものでしょうか?

あるスピリチュアリストは宇宙意思、すなわち神から送られてきた「愛のパワー」と呼び、ある霊能者は「人が霊的に覚醒するために地球がもたらす力」と言います。

しかし、近年では科学の分野でも量子力学の観点で宇宙エネルギーのことが語られるようになってきました。

「世の中に存在する物質は原子・電子・中性子で構成されている。そして、これらを作っているのが宇宙エネルギーだ」と言うのです。

全ての生命の源

人は物理的な肉体と霊的な生命で1つの存在を示しています。「肉体」「生命」の2つのバランスが調和されて成り立っているわけです。

それを支えている原子・電子・中性子の根源となるものが宇宙エネルギーだとすると、全ての「生命の源=宇宙エネルギー」と言っても過言ではありません。

宇宙エネルギーは波動エネルギーそのもの

また、「宇宙エネルギーは波動エネルギーそのもの」という解釈もできるでしょう。最近のスピリチュアル的な先生方のトークセッションの中でも、このことに触れる機会が増えてきたように思えます。

宇宙エネルギーは、「プラス力が働く能動的存在」と「マイナス力を持つ受動的存在」の調和が取られていると言うのです。

この世にある全てのものには波動があるという考え方も精神世界の中では常識となっていますが、物質を構成する原子・電子・中性子の元となるのが宇宙エネルギーであるなら「宇宙エネルギー=波動エネルギー」と理解することもできるのではないでしょうか?

宇宙エネルギーと繋がるとどうなる?

image by iStockphoto

私たちがこの宇宙エネルギーが波動エネルギーそのものであり生命の源であることを理解できたなら、どのように活かすべきなのでしょう?

それは、自分の人生において宇宙エネルギーと繋がり霊的に進化すること。これがこの大いなるエネルギーを活用する正しい道だと思うのです。

何人たりともこの道を避けるべきではありません。それは宇宙エネルギーの意思でもあるのだから。

では、宇宙エネルギーと繋がると具体的には次のように進化することができます。

潜在意識・宇宙意識と一体化できる

1つ目は「潜在意識・宇宙意識との一体化」

「潜在意識」とは人の中に眠っているもう1人の自分のことで「あなたの魂」のことです。

また、「宇宙意識」は「宇宙エネルギーを創造する超次元的な意思」であり「神」ということも言えるかもしれません。

宇宙エネルギーと繋がることで、これら潜在意識・宇宙意識と一体化することができるのです。

スピリチュアルライフが開花する

2つ目は「スピリチュアルライフが開花する」ということです。これは前項の「潜在意識・宇宙意識との一体化」ことによってもたらされる効果。

スピリチュアル的な世界に目覚めることで、日常の生活の中であなたが霊的に進化するために必要な体感をすることができるようになるでしょう。

これは時間と空間を超越した宇宙エネルギーがあなたに大いなる愛のパワーを送ってくれるはず。時には心に響くメッセージであったり、魂を感動させる出来事に巡り合うことになります。

これも全て宇宙エネルギーがなせる技なのです。

引き寄せの法則が実感できる

3つ目は「引き寄せの法則が実感できる」という点。最近では引き寄せの法則が自分の願望を成就させる「幸福の原理」として説明されています。

「自分が願うことを具体的にイメージすることで願望が現実のものとなる」という夢のような法則と解釈されているのですが、これが正しい理解ではありません。

正しくは自分の魂が進化するために必要なことを体験することができるというもの。

たとえあなたが望むことが実現できないとしても、それは魂が進化するために必要なことではありません。

宇宙エネルギーに繋がると、「魂が喜ぶこと」「成長することを実感できること」が真の引き寄せの法則なのです。

次のページを読む
1 2 3