魂が前世の記憶を覚えているから
また、「魂が前世の記憶を覚えているから生まれ変わりをする」ということも言えるかもしれません。私たちはこの世で生活をしている時は、「肉体」という衣をまとっています。命を終える時には、この衣を脱ぎ捨てて「魂」の状態になりあの世に昇天していくわけです。
前述のように生まれ変わりは何度も繰り返されるのですが、魂は前世だけでなくその前の記憶を何代も遡って覚えています。魂はその記憶の中に刻まれている課題(カルマ)を解消するために、自らの意思でこの世に転生してくるのです。
但し、前世の記憶を覚えたまま魂が現世の肉体に宿ってしまったら、進化しようという努力を怠ってしまう可能性もあります。そのためにこの世にいる間は前の記憶が一時的に封印されているわけです。
生まれ変わった目的を知るための3つの方法
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カルマの法則が理解でき、現在の自分がやり残した課題を解消するような生き方をできるでしょうか?できることなら、生まれ変わった目的を知って現代の環境の中で頑張っていきたいと思うことでしょう。
そのためには、次のような3つの方法で転生した目的をある程度知ることができます。
その1.瞑想でハイヤーセルフにコンタクトする
1つ目の方法は「ハイヤーセルフ」にコンタクトしてみる方法です。ハイヤーセルフとはあなた自信の中にある「潜在意識」のことで自分の「魂」そのもの。
前項で魂は繰り返される輪廻転生の中で残したカルマの記憶をいくつも記憶していると言いましたね。それであれば、その魂そのものに生まれ変わった目的を聞いてみるのです。
具体的には瞑想によるコンタクトを行いますが、クリアな記憶が蘇るわけではありません。何度も瞑想でハイヤーセルフにコンタクトし続けることで、インスピレーション的なイメージがフツフツを湧き上がってくることになるでしょう。
その2.プロの霊能者に霊視してもらう
瞑想による魂へのコンタクトには粘り強い継続力が求められてきますが、それでもYoutubeの鮮明な動画コンテンツようなビジョンが見えるわけではありません。
ある程度クリアな前世の記憶と生まれ変わりの目的を知りたいのであれば、プロの霊能者に霊視してもらうこともおすすめです。霊能者はあなたの前世を閲覧するように過去の生き様を見てくれます。
これでかなりの精度で現世でのやるべきことが分かってくるのです。
その3.前世療法で記憶を辿る
3つ目は前世療法で過去の記憶を辿ってみるという方法。これは「退行催眠」とも呼ばれている方法ですが、通常は自分の年齢を遡っていく逆行催眠で青年期~少年・幼年期の自分の記憶を戻していきます。その行き着く先は前世の記憶。
これによって、生まれ変わる前の記憶を蘇えってきます。ここで注意しなくてはならないことは、前世療法で見たビジョンをあなたの過去の記憶であると素直に受け入れること。
そうすることで自分がこの世で何をしなくてはならないかが理解できるのです。