いつでも健康に過ごすことができることはわたしたちの願いでもあります。ただ人は時として病気になることもありますよね。咳やくしゃみ・胃痛など病気の症状もさまざま。病気の原因は医学的な原因のほかにスピリチュアルな要因も大きく作用しているといわれています。ここでは病気のもつスピリチュアルな2つの意味、スピリチュアルな3つの分類や6つの症状別と7つの病気が続くときのメッセージをスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説しましょう。

ライター/柚葉黎子(ゆずはれいこ)

病気のスピリチュアルな2つの意味

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病気になるということはスピリチュアルな意味があるといわれています。目に見える身体的な要因だけではなく目に見えないスピリチュアルな世界の影響を受けているために病気になるとか。ここでは病気になるスピリチュアルな2つの意味と病気という字が持つ意味を解説しましょう。

意味1 病気の本質は浄化

病気になるというスピリチュアルな意味は「浄化」。単に肉体的に浄化されるということではなく、あなたの魂を根本から浄化するという意味。スピリチュアル的に病気になるということは、あなたの体のエネルギーが大きく揺らいでいるということ。そのエネルギーを正常に戻すために一度すべてを浄化し、まっさらな状態にするために病気になるといわれています。

意味2 過去世からのカルマの清算と魂の成長

あなたが病気になるということはあなたの過去世からもたらされた問題を解決するため、そしてあなたの魂を成長させるため。このふたつの生まれてきた理由を解決するためあなたはこの世に生を受けています。あなたが病気になるということは、あなたが過去世から受け継いだ負債を清算するためといえるでしょう。また、病気になることで日常と違う状況が生み出されています。今までとは違う体験をすることであなたはさまざまなことを学ぶことになりますよね。病気になることはまさにあなたの魂をさらに輝かせ、成長するためともいえるでしょう。

意味3 「病は気から」・病気は気持ちの乱れ

病気という字は「病」と「気」ですよね。東洋医学では病気になる原因は「気の乱れ」といわれています。あなたの気持ちが病気に大きな影響を与えているということ。あなたがいつも他人に対するネガティブな気持ちを持ち続けることであなたの気の流れが乱れ、上手く流れなくなってしまうことに。気の流れがスムーズにいかないということはあなたの血液の流れも妨げられているということです。血液の流れはあなたの体の正常な維持に大きく関係しているため、やがては病気という形であなたの体をむしばむことになるといえるでしょう。まさに「病は気から」ですね。すべての病気があなたの気持ちの持ち方次第で回復するとは言えませんが、あなたの気持ちも病気の回復にはとても大切だといえるでしょう。

スピリチュアルな病気の3つの分類

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病気には医学的な分類のほかにスピリチュアルな観点から肉体の病・運命の病・宿命の病の3つに分類されます。それぞれの病になるには原因があり、その原因を克服することで病に対する対処法が見つかるもの。ここではスピリチュアルな観点から3つに分類されたそれぞれの病を解説しましょう。

分類1 肉体の病・肉体を酷使したことが原因

肉体の病はあなたの肉体が休むことなく酷使された結果、肉体に何らかの損傷を受けたために起こります。肉体的な病の場合、しっかりとあなたの体を休息させることで回復するでしょう。「せっかく頑張ってきたのに病気をすることで頑張ってきたことが無駄になる」という考え方は無意味。あなたが肉体的な要因で病気になったのは頑張り過ぎているあなたを守護霊たちが守ってくれたから。あなたの体が悲鳴を上げる前に、休息が必要なことをあなたに伝えるために病気になったといえるかもしれません。

分類2 運命の病・精神的な要因で引き起こされる

運命の病はおもにあなたの心の状態に大きく左右されているといわれています。運命の病は、あなた自身が自分の心を追い込んだ結果起こるということ。あなたがいつも誰かに対する恨みや妬み、不平不満を抱いていることであなたの心は荒んでいきますよね。あなたがマイナスの考え方にとらわれてしまうことであなたの肉体にダメージが生じてしまうというわけ。

さらに運命の病ではあなたの魂の最も弱い部分が病気になるといわれています。あなた自身が「運命の病かも」と思ったときは、あなた自身の最も弱い部分を指摘されたと考えましょう。あなたの弱点を認め、改善することで病気が快復するかもしれません。

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