そこで今回の記事ではこの狐について、スピリチュアリストの筆者が解説してまいりましょう。
ライター／myuza
九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。
狐はお稲荷様の御使い
image by iStockphoto
狐と言うと、お稲荷様のことを思い浮かべる方も多いことでしょう。古来から特別な霊力を持っていると信じられてきた狐。商売繁盛や五穀豊穣のご利益をもたらしてくれる神様のお稲荷様、すなわち稲荷大明神の使いとされてきました。稲荷神社のご祭神は宇迦之御魂神（うかのみたまのかみ）という方。その神様の使いとされているので、縁起のよい生き物なのです。
人を化かす話もよく耳にしますが、こともある不思議な存在ともされています。
地方では農耕を司る神の使いであり、都市部では商売繁盛をもたらす神の使いと多面的な顔も持っていることが興味深いところではないでしょうか？
1．狐は指導霊
狐は指導霊として見られる存在とも言われてきました。指導霊は人間をカルマの法則に基き、あるべき正しい方向へと導く存在ですが、人によっては狐が指導霊としてその人を見守っているとも。このような人は、外見的なことについて強い思いを持っていることが多く周囲に影響力をもたらす人についているケースが見受けられます。そのためいくつになっても恋愛を楽しむ一方で、強い嫉妬心を持っているのです。
芸能界・デザイン関係・ブライダル関係の仕事に携わる人が多く、華やかさが1つの特徴かもしれません。
2．運気の上昇
狐は神様の使いでもあり、スピリチュアル的に見た時、狐を見た時は運気の上昇を示しているとされています。また、狐そのものが強いスピリチュアルメッセージを発しており、直感を信じることや、うまい話に騙されてはならないというメッセージも込められているのです。
行動する時に自分の直感を信じて従うことで、おかしいと思われることでも間違った方法に進むことがありません。
狐は縁起が悪い？
image by iStockphoto
狐は縁起が悪くて不吉な存在と信じ込んでいる人も少なくありません。前項でも狐が人間を化かすという古い話もあるため、ずるがしこい存在として受け止められてきたのかもしれません。
何故このような悪いイメージがあるのかと言えば、［狐憑き］などの悪霊の印象が原因となっている可能性が考えられます。昔は医学の技術が進んでいなかったため、昔はメンタル的なことをある種の疾患と認められていませんでした。このような病気を患っていた人たちを狐憑きとみなしていたフシも。
このようなことから、狐は非常にマイナス的なイメージがつきまとい、縁起が悪いヤツとして受け止められていたのです。
昔話が原因でネガティブな印象を与えていたことは、本当にもったいないことかもしれませんね。
狐は非常に縁起が良い存在
その一方でスピリチュアルには、狐は大変縁起が良い存在とも言われているため彼らを目にすることがあったなら、良いことがあるとさえ言われているのです。
先ほども言ったように狐は神の使いで神聖な生き物なので、深いスピリチュアルメッセージが込められています。もし、あなたが偶然にも狐を見かけることがあったら、良いことがある前兆だと思ってください。
1．知恵・賢さの象徴
1つは知恵・賢さの象徴という意味。狐は自分の匂いを外敵に嗅ぎつけられないように川を斜めに横切って歩いたり、岸壁にそって進む習性があります。この他にも来た道を意図的に戻ることや弧を描きながら歩いたりもすることも。
彼らは天敵との遭遇を極力避けて狙う獲物を刈り取る知恵を持っているのです。非常に賢くて優れた記憶力も持っており、捕らえた獲物は穴を掘り隠す習性があるのですが、隠した場所は自分の記憶にしたがって探し出します。
他の動物だと嗅覚に頼るものを狐は全く次元の異なる動きをしているから驚きです。このようなことから、狐は知恵を授けてくれるとされています。