ライター/柚葉黎子(ゆずはれいこ)
- 鷲の生態とは
- 鷲と鷹のちがいとは
- 鳥の王者として権力や力の象徴とされる
- 鷲のスピリチュアルな4つの意味
- 意味1 偉大な気力・大きな体で空を雄大に飛び回る
- 意味2 前向きに行動する・鷲は何事にもめげない
- 意味3 ポジティブな心を持ち続ける・失敗を恐れず果敢に挑戦する
- 意味4 生きる目的を知っている・生きているだけで幸せだから
- 鷲のシチュエーション別スピリチュアルな3つの意味
- シチュエーション1 鷲が悠然と空を飛んでいる・成果が期待できる
- シチュエーション2 鷲があなたの肩や腕に止まる・仕事上の成功が近い
- シチュエーション3 鷲と目が合う・誰かに注目されている
- 鷲がもたらすチャンスをつかみしっかりと生きていこう
この記事の目次
鷲の生態とは
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鷲はとても勇猛果敢な鳥。また小動物などをエサとする猛禽類の頂点に立つといわれています。王者としての風格を持つ鷲は、さまざまなものの名前にも付けられることが多いですよね。ここではとても強いイメージのある鷲の生態について考えてみましょう。
鷲と鷹のちがいとは
鷲はタカ目タカ科に属する鳥で、オオワシ、イヌワシ、ハクトウワシなどがよく知られているといえるでしょう。同じタカ目タカ科には「鷹」も属しています。じつはこの鷲と鷹は、生物学的にはほとんど同じ鳥。鷲と鷹の区別は「大きさ」だけなのです。ワシやタカの名前が付けられた当時、遠くの地域との交流が盛んに行われていたわけではありませんでした。そのため、ある一定の地域の中で見ることができる鳥の中で大きいものを鷲、小さいものを鷹と名付けたとか。そのため実際にはほかの地域の鷹よりも小さい鳥に「鷲」という名前が付いていることもあります。ただスピリチュアルな世界では鷲と鷹はほとんど同じ意味を持つと考えていいでしょう。ともに小動物などをエサとして暮らしている猛禽類です。
鳥の王者として権力や力の象徴とされる
鷲は鷹よりも大きくその力強い姿から古代ローマ時代にはローマ皇帝の紋章、その後はさまざまな王家の紋章に組み込まれるようになりました。現在ではさまざまな国の国旗に鷲が描かれることもあり、アメリカの国鳥がハクトウワシであることはとくに有名ですよね。その容姿の通り鷲は権力や力を象徴するものといえるでしょう。
また日本では矢羽根に鷲の尾羽根を使用することは特別な意味があるとされているそうです。朝廷や伊勢神宮の遷宮の時に鷲の尾羽根を献上したという記録も見られるほど特別なものだったといえるでしょう。
鷲のスピリチュアルな4つの意味
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鷲はとても力強く気高い鳥というイメージがあります。そのため世界各地で神聖な生き物として扱われることが多くありました。ここでは世界的にも精神的なシンボルとして親しまれている鷲のスピリチュアルな4つの意味を解説しましょう。
意味1 偉大な気力・大きな体で空を雄大に飛び回る
鷲が大きな翼を広げて雄大な空を飛ぶさまは人々を魅了しますよね。鳥の中でもとても大きい鷲は、その巨大な体を空へ持ち上げるだけでも大変な気力が必要といわれています。そのため鷲のスピリチュアルな意味は「偉大な気力」。気力が充実していないと巨体ながら優雅に空を飛びまわることは難しいのかもしれませんね。
意味2 前向きに行動する・鷲は何事にもめげない
鷲はとても賢い鳥。さらに何事にもめげない強い生命力を持っているといわれています。何が起こってもめげることなく前向きな気持ちを持って行動することを意味していますよ。つねに前を向いて生きていくということが大切なことと私たちに教えているといえるでしょう。
意味3 ポジティブな心を持ち続ける・失敗を恐れず果敢に挑戦する
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鷲はとても執念深いともいわれています。エサとなる小動物などを見つけて一度襲い掛かると何度失敗しても果敢に再チャレンジしていきますよね。その姿から何度失敗を繰り返してもチャレンジする不屈の精神といわれ、失敗を恐れずに果敢に挑戦するポジティブな気持ちを持ち続けることができるといわれています。