スピリチュアル的に全てが嫌になるとは、一般的にいえば心のいきいきした活力が失われ何も楽しめない状態のこと。一度きりの体験で終わるより何度も繰り返す人が多いようです。原因となり得るのは信仰がない・スピリチュアルに興味がない・過去にこだわるなどネガティブなことのオンパレード。全てが嫌になった時のスピリチュアルな意味と対処方法を精神世界を研究する筆者が説明していきましょう。                                                                  

ライター/アリーアンサム

オラクルカードの読み解きから、日々の暮らしの中で気軽に行えるプチおまじないまで、誰もが楽しめるスピリチュアル体験発信中のナチュラルヒーラー。パワーストーンと猫と一緒に月光浴をするのが好き。

全てが嫌になった時のスピリチュアルな意味とは?

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全てが嫌になった時は心の問題とそれに伴う体の不調が複雑に関わってきます。孤独感に支配され誰にも頼れない状態をスピリチュアルに解釈するならステップアップのための試練。そして全てが嫌になってしまった時の対処法を心理学では、一人で心静かに瞑想をするよりも誰かに励ましてもらう方がより早く元気になれるとしていますが、実際はどうなのでしょうか?この記事では兆候や症状もリストアップして説明していきましょう。

全てが嫌になった時の兆候とは?

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全ての人に全ての条件があてはまるということはもちろんないのですが、全てが嫌になった時を経験した人が共通して訴えるのは誰ともつながっていないと感じる大きな不安感といわれます。信仰がある人もそうでない人も同じように混乱や不満を感じつつ、心の柔軟さが失われているように感じるのです。それでは、全てが嫌になるとは具体的にどういう状態を指すのかを見ていきます。

このようなリストアップされた状態の時には人間関係にも張り詰めたものがありストレスいっぱいです。親友やパートナーなど親しい人もに悩みを打ち明けられず、たとえ話せたとしても理解してもらえないと決め付けてしまいがち。これでは状況はますます悪くなるばかりですよね。

今まで信じられたものを信じられないでもがいている
スピリチュアルを理解してくれる仲間と会わなくなっている
スピリチュアルを理解してくれる仲間を避けている
スピリチュアル的なアクテビティがつまらないと感じる
スピリチュアルには意味がないと感じている
瞑想やヨガなどで前向きな気持ちになれない
悲観的になり何でも暗い方向へ考えがち
自分が何をしたいのかわからなくなっている
スピリチュアルに希望が持てずがっかりしている

全てが嫌になった時の具体的な症状とは?

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全てが嫌になった時にはたいてい似通った兆候に気付きます。あまりにも当たり前のサインであり、普通の生活のそこかしこに見つかる為、全てがスピリチュアルな原因を持つとは限定できません。また全てが嫌になった時には似たような症状が出るもののそれらは信仰やスピリチュアルと関係するとは限らないのです。いってみれば誰にでも平等にそれらの症状はあなたの日常のあちこちに現れてきます。

全てが嫌になった時の症状はあなたが他の事に心を配っている時には気付きにくいもの。つまり、全てが嫌になった時の気持ちは他の問題で手いっぱいになっている状態を超えたところにあるからです。全てが嫌になった時のあなたは次に挙げる症状のいくつかに気付いているでしょうか。

以前より悲しく、希望の持てない日々を送っている
自分を責めたり取るに足らない人間だと考えたり、ネガティブな独り言を言ったりしている
やる気も元気もない
毎日のローテーションワークがとてもつまらなく感じる
友達や恋人と過ごす時間が全く楽しくなくなる
イライラしがちで怒りっぽい
感情のコントロールができにくい
不眠症、倦怠感などで安眠できない
痛みを含む体の不調、特に胃痛に悩まされる
死や自殺についてよく考える

すべてが嫌になった時のスピリチュアルな意味4選

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毎日に何か特別な問題がある時や、これまでの人生でたいへんな経験をした時には全てが嫌になってしまいがちです。中でもスピリチュアルな原因ですべてが嫌になった時は、何度も繰り返したり、ずっと後になってさらに深刻な症状になったりと厄介。

そしてそれよりも重大なのは精神医療・一般医療の両方を芯因として全てが嫌になった時!特にあなたを快適に過ごさせようとサポートしてくれるスピリチュアルな考え方から離れることはあなたから希望を奪い、自分を責め、日々の喜びから遠ざけてしまうことになるからです。ではどのような原因で全てが嫌になってしまうのか見ていきましょう。

その1.人生における試練:健康な時より重く感じてしまう

生きていれば誰でもごく普通に体験する試練や日々の生活でどうしてもため込みがちなストレスが、結果として全てが嫌になった時の経験者には致命的な材料になります。たとえば失業・金銭的な問題・家族や恋人との関係及び職場や地域などの人間関係・深刻な健康問題・将来の不安など。このような原因で全てが嫌になった時は、その症状がさらに深刻な問題に発展する可能性を秘めていることを念頭に置いておきましょう。

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