みなさんは、悪夢にうなされたことがないでしょうか?眼が覚めて全身汗びっしょり。「何故あんな夢を見たのだろう?」と不思議に思ってしまうことでしょう。実は悪夢を見た時、そこにはスピリチュアル的な原因があるのです。
そこで今回の記事では、悪夢の原因についてスピリチュアリストの筆者が解説していきます。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

悪夢を見てしまうことにスピリチュアルな原因はある?

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人は誰でも睡眠中に夢を見るもの。夢は睡眠している時の環境によって影響を受けてしまう場合があるために、体調が悪い時には悪夢を見やすくなるのです。尚、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があるのですが、夢はレム睡眠の時に見ており悪夢を見ている時はレム睡眠の状態で身体は休んでいるのですが、脳は働いている状態となっています。

1.悪夢は体調が悪い時に見るもの

一般的に体調が悪い時に悪夢を見ると考えられています。深い睡眠状態でないとレム睡眠が長くなってしまい、悪夢を見やすくなってしまうわけです。しかし、体調が全く悪くないのに悪夢を見たならスピリチュアルな原因も考えられます。それはスピリチュアル的な側面は自分の意志でコントロールすることができない神秘的な傾向があるため。

私たちの奥にある潜在意識は、自分のコントロール不可能な無意識の領域であり、日常生活で抑え込まれていた感情が残っています。恐怖心に加え、気持ち悪い感情・汚い感情・苦しく悲しい記憶などの蓄積されたマイナス的な感情が夢で噴き出してしまうのです。

このようなマイナスの感情は潜在意識にも刷り込まれているために、その感情が悪夢として出てくると考えていいでしょう。

2.悪夢はスピリチュアル的に意味がある?

悪夢を見た人の内容は実にさまざま。ゴキブリような気持ち悪い夢を見ている人や悪臭のするゴミ山に囲まれたような汚い夢、致命的な失敗をして落ち込む夢の他に周囲に嫌われて孤独になる悲しい夢など本当に悪夢は多岐に渡っています。

このような悪夢の原因はマイナスな感情が湧き出たものですが、抑圧された感情だけでなくスピリチュアル的な意味があることを覚えておきましょう。

3.潜在意識に残るに思い

前述のように夢は潜在意識とリンクしていると言っていいでしょう。普段私たちが自覚する顕在意識は、潜在意識の10%にしか過ぎません。そのために日常生活の中で我慢していた感情も残ってしまいます。

多くの人が嫌な感情を顕在意識で抑え込んでいることが多く、その感情が潜在意識の中に蓄積されているために、どうしても悪夢となって表面に出て来るのです。

悪夢を見るスピリチュアル的な2つの意味とは?

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では、ここで悪夢を見るスピリチュアル的な意味を2点お伝えしていきましょう。

1.幸運のサイン

意外なのですが、悪夢を見たら幸運のサインというスピリチュアル的な解釈ができます。夢占いでもありますが、夢占いでは死ぬことは吉夢と言われているのです。その理由は死は再生を意味しているため。

但し、肝心なことは夢を見た後にどのように解釈して行動するかということ。とは言うもののスピリチュアル的な観点では悪夢は現在のあなたの魂の状態を反映しているために、ネガティブなエネルギーが表面に表れていると理解すべきでしょう。

その波動がさらに下がらないように意識をプラスに変えていくように心がけてください。そうすることでプラスに転じていきます。

2.浄化のサイン

2つ目は浄化のサインということが考えられます。現実世界で普段からネガティブな感情を持っていると魂のエネルギーが低くなってしまうもの。

スピリチュアルには、高次元から波長が低くなっているというメッセージを送ってくれているのです。そのために今の生活や生き方を見直すことが必要でしょう。

質の高い深い睡眠が必要で、魂の波動が高まっていくことができるように意識して生活することです。

寝室の空気を入れ替えて掃除してみることもおすすめ。アロマで部屋を浄化したり、ヒーリング音楽を流して眠ることで、精神的な疲労感が解消されていくはずです。

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