長い人生の中では実にさまざまが出来事が起こってきます。その中で厄年に当たる歳になると気持ちを引き締めて行動。この時にはお祓いを受けて何事もなく生活できるように祈ります。
そこで今回の記事では厄除けには、どのような方法があるのかをスピリチュアリストの筆者が解説していくことにいたします。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

厄除けのことを知りたい

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人生80年と言われている命の中で本当に色々なことが起こってくるものですが、運気が上がっている時期もあれば、徐々に下降していき、災難が度重なることも。そのような時に自分の年齢を見たら、厄年だったということが少なくありません。

このような災難を無くすために祈願や祈祷をお願いするのが厄除けです。

1.人生に忍び寄る災難を回避するためのお祓い

厄除けは、人生の中で近づいてくる災難の年を問題もなく過せるためのお祓い。そのためには神社仏閣で祈祷してもらうのです。厄年になる年齢の年に神社などでキチンとお祓いしてもらってください。

厄除けは一生を通して災いが降りかかりやすいとされる厄年を何事もなく平穏に生きていけるように神社やお寺で祈祷してもらうことなのです。古来から一生の中で最も災いが起こりやすいといわれる年齢をキチンと理解して臨むことをおすすめします。

2.厄年の年齢は男女で異なる

厄年は男性・女性で年齢で異なってきます。男性だと数え年で「25歳」「42歳」「61歳」となっており、女性は数え年で「19歳」「33歳」「61歳」という年齢。この年齢時1年を厄年といい、前後含めて3年間を前厄・本厄・後厄としてこの期間を乗り越えなければならないのです。神社に行くと厄年に当たる生まれ年が掲示されていることが多いので、厄年になのかを確認してください。

3.本厄には注意!

この3年の間でも本厄は大厄とされています。この本厄は前の年にある前厄・翌年の後厄と比べて、災難が起こるトラブルの程度が非常に大きいと見られてきました。大怪我をしたり病気で入院することも少なくありません。そのために大厄に当たる年には仕事で転職したり、引越しをするようなことをするには避けた方がいいでしょう。本人が気付かないようなことでも後から振り返ってみると、本厄だったということもよくあることです。

4.「厄除け」「厄払い」「厄落とし」の違いとは?

「厄除け」の他に「厄払い」「厄落とし」というものがありますが、どのような違いがあるのでしょうか?

「厄除け」は前述の通り、邪気を来ないための祈祷。「厄払い」は自分にとって悪い災難を払うためのお祓い。「厄落とし」は自分で厄を作り出してそれ以上の災いが来ないようにすること。このことから「厄除け」「厄払い」「厄落とし」は厳密に見ていくと、全く異なるものだと思っていいでしょう。

厄除けに際しての心構え

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何事にも儀式に臨む時は風習に則って受けることが常識。とは言うものの、厄年に祈祷してもらうような機会はめったにあることではありませんね。そこでここでは厄除けを受けるための心構えについてご紹介していきましょう。

1.神社仏閣でお祓い

前述の通り、「厄除け」はお寺で受けて、「厄払い」は神社でのお祓いとなります。ここで知っておきたい点は、神社では「厄を祓う」という事前準備的な要素を持っており、お寺での「厄除け」は目の前に迫っている厄を避けるという意味合いを持っているという点。「厄除け」「厄払い」ともに厄という災難から自分の身を守ることが主目的となっているために、優劣があるということではないでしょう。

但し、お祓いを受ける神社仏閣は自宅から近い場所が一般的で、その地域を守っている神仏に厄を払って無事に年を過ごすことができることを祈ってください。

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