「縁起の良い植物にはどのようなものがあるのか知りたい!」と思う人も多いのではないでしょうか。植物には古くから縁起の良いとされるものが多数あり、厄除けやゲン担ぎ、お祝いなどの場面で活用されてきました。また、風水的な観点から、暮らしの中に取り入れられることも多いです。

この記事では植物を愛する筆者が縁起の良い植物や縁起の悪い植物、育てるときの注意点を解説します。この記事を参考に、植物の持つパワーをぜひ生活に取り入れてみてください。

ライター/owl

心理学を学びながらwebメディアでの執筆も行っている23歳のフリーライターです。夢占いを中心にわかりやすく解説していきます。タロット、オラクル、ルノルマンカードも勉強中!

縁起の良い花3選

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ひと口に植物といっても、世界にはさまざまな種類の植物が存在しています。ここでは縁起が良いとされる「花」を3種類取り上げ、それぞれの持つパワーや暮らしへの取り入れ方を解説しました。

その1. 胡蝶蘭:繁栄、安定

胡蝶蘭は、繁栄や安定といった意味合いのある植物です。その華やかさや上品さから、お祝いにあてる花として有名でしょう。胡蝶蘭は、ひとつの茎にたくさんの花芽があるのが特徴で、一度咲いた花は長い間咲き続けます。

また、胡蝶蘭はもともと熱帯地域で樹木に根を張って育つ植物です。少ない水分でもしっかりと成長するので、繁栄や安定という意味を持つようになったと考えられます。

ラン科の植物は寒さに弱いため、暖かい環境で育てるのがおすすめです。北西の方角に置くと、運気がアップすると言われています。

その2. ポインセチア:幸運、祝福

ポインセチアは幸運や祝福などを意味する植物として知られています。キリスト教との関係が深く、クリスマスの時期に飾られることが多いので、印象に残りやすいでしょう。

ただし、ポインセチアは原産国がメキシコのため寒さに弱いです。冬場は日当たりの良い室内で育てるのがおすすめだと言えます。家の中でも東側に置いておくと、ポインセチアからさらにエネルギーをもらえるでしょう。

その3. ツツジ:繁栄

ツツジは主に繁栄という意味合いがある植物です。ツツジには、名前の語源にもなっている「続き咲き」という特徴があり、途切れることなく次々と新しい花を咲かせるので、このような縁起の良い意味を持つと考えられます。

東の方角に植えたり、飾ったりすることで、ツツジのパワーを上手く取り入れることができるでしょう。ただし、白や黄色の花を付けるものは縁起が悪いと言われているので要注意です。

縁起の良い樹木10選

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ここまで縁起の良い花を紹介しましたが、花を鑑賞するものだけが植物ではありません。ここからは、縁起の良い樹木を10種類を取り上げ、それぞれの意味やうまい活用の仕方を紹介します。

その1. ナンテン:厄除け、幸運

ナンテンは厄除けや、幸運を呼び込むといった意味を持つとされる植物です。小さな赤い実がなる姿が特徴的で、正月飾りや縁起物としてよく利用されます。「難を転ずる」という言葉にかけて、縁起の良いものとして扱われているようです。

鬼門と言われ邪気が入りやすい北東の方角にナンテンがあると、厄除けとしての効果を大きく発揮すると言われています。一般的に北東は日が当たりにくい場合が多いですが、ナンテンは日陰でも育てやすい植物なので、枯れる心配もないでしょう。

その2. 松:健康運アップ

松は健康運アップの意味を持つ樹木です。松の木は長いもので100年以上生き延びるものもあるため、特に長寿を願う意味で縁起が良いと古くから大切にされてきました。庭木として植えるのはもちろん、盆栽としても生活に取り入れられます。

玄関に置くと悪い気を取り除いてくれるでしょう。ただし、松は日当たりの良い場所で育てることで、健康な状態を保ちやすいです。元気のない植物は良くない気を呼び込んでしまうので、室内で育てる場合は定期的に日に当てるようにしましょう。

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