みなさんは鳩と言うと、どのような印象を持たれているでしょうか?公園や駅構内を歩いていたり、外を優雅に飛んでいる光景をごく当り前に眺めていたりされているかもしれませんね。実は彼らは深いスピリチュアル的な意味を持っている存在。
そこで今回の記事では鳩が持つ霊的な意味をスピリチュアリストの筆者が解説していくことにいたします。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

鳩が持つスピリチュアル的な意味

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あなたが鳩を見た時にはどのような気持ちになるでしょうか?もし鳩の姿を見て心が穏やかになれたのなら、それは正解かもしれません。何故なら彼らには次にお話しするようなスピリチュアル的な意味があるからです。

1.鳩は平和の象徴

鳩は古来からは平和の象徴として見なされてきた歴史がありました。由来はユダヤ教・キリスト教の正典・旧約聖書の創世記「ノアの箱舟」に見ることできます。「ノアの箱舟」は、神が人類に与えた試練である大洪水から逃れた人々の物語。この中で大洪水後に陸地が残っているかを知るためノアが鳩を放ちました。すると鳩はオリーブの若葉をくわえて戻ってきたのです。これで水が引けてきたと判断したという話なのですが、これ以降、鳩が平和の訪れを知らせてくれたことで、平和の象徴と言われるようになりました。

2.幸運を呼ぶ存在

彼らは幸運を呼ぶ存在としても知られています。特に白い鳩は幸運の訪れを暗示する鳥。この白い鳩はかなり数が少ないために見ることができただけでも、かなりラッキーだと思っていいかもしれません。良い知らせの訪れを示すスピリチュアル的な意味も持っており、人間関係の好転や新しい出会い・ビジネスチャンス・恋愛運の上昇などにおいても大変縁起の良い生き物なのです。

3.新たな段階へステップアップ

彼らは新たな段階へステップアップを知らせてくれる存在。人生の1つのステージを終えてさらなるステージに昇ろうとしている時や最大の困難が立ちはだかった時に千歳一隅のチャンスに変わった時に鳩を目にすることがあります。

もし、目の前に鳩が現れたなら、それは取り組んできた仕事に新たな変化が訪れ新しいチャンスが生まれてくる可能性があるのです。

鳩はスピリチュアル的にはどんな存在なのか?

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では、鳩は私たちにとってどんな存在なのでしょうか?ここでスピリチュアル的な観点から見る3つの意味をご紹介いたしましょう。

1.神様の使いである鳩

1つは神様の使いであるということ。鳩は八幡大神の神の使いとしてもよく知られています。その契機となったのは859年に奈良・大安寺の僧侶・行教和尚が宇佐八幡宮に籠る時の信託によるもの。その結果、八幡大神の分霊を宇佐八幡宮から京都・男山山頂に移して石清水八幡宮を建設。八幡大神が移る時に船に金色の鳩が現れたことで鳩が神使と言われるようになったという伝承が残っているのです。

2.縁起の良い鳩

2つ目は縁起の良い存在であるということです。鳩は高次元からのメッセージを伝えあの世と現世を繋ぐ役目を持っているとされており、まさに神様の使いとして縁起の良い鳥とされてきました。もし、あなたが何か大きな悩みを持っていたなら、鳩を見た時その問題を乗り越える出来事が訪れる兆しが見えてくることでしょう。

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