トンボに秘められたスピリチュアル的な意味とは？神様トンボ・赤トンボ・色別・シチュエーション別の意味をスピリチュアリストの筆者が解説

1つは、幸運の訪れをもたらす象徴と言われていることです。トンボの中には前にしか飛ぶことができないものもあり、この習性から決して屈することのない勝利の虫として古来から親しまれていたことが背景にありました。そのために勝利を司る縁起の良い存在として知られているのです。この他にも豊穣・金銭運・恋愛運などの開運効果もあると言われています。

トンボは変化の前兆を示すスピリチュアル的な意味もあります。その理由はヤゴと呼ばれる幼虫の頃には水の中で暮らして成虫になって飛翔していくことから大きな変化を見せてくれるためです。そのためにトンボを目にした時は、自分にとって変化が起こる前兆として意識しておくといいでしょう。

3つ目はご先祖様の魂の象徴というもの。日本でもトンボが多く飛び回っている光景は珍しくありませんが、この時は現世に戻ってきたご先祖様をお迎えするというお盆の頃によく見ることができますね。この時はトンボに乗り、ご先祖様が現世に帰ってきたと信じられているのです。

神様トンボの正体は「ハグロトンボ」と呼ばれる種類。細いスタイルでまるで空中のフワフワとした飛び方をしています。

神様トンボは7月〜8月のお盆の頃までゆったりとした川の流れの近くで見ることができ、ゆったりと優雅さを感じさせる飛び方をしているのです。

神様トンボは様々な関連をもたらす存在とされてきました。そのような意味でスピリチュアル的には天からの御使いと言ってもいいでしょう。ハグロトンボは羽根をゆっくりと開いたかと思うと、開き切った状態で後で再び羽根を閉じます。その姿がまるで人が合掌して祈っている動きに似ているために神様トンボと呼ばれるようになったと見られており、まさに縁起のいい虫として黒い神秘的が崇められてきたわけですね。