虹は世界各国の神話に、登場しています。天の世界と地上の世界をつないでいる、橋や道だと考えられてきました。虹は世界中で「幸運」の象徴にされています。虹の根元には財宝が埋まっているという言い伝えもあり、虹を見る時は願いが叶う前触れといわれているのです。夢の中の虹も同じく「幸運」の象徴にされています。願いが叶う前触れや、未来の希望や可能性が広がっている暗示なのです。

虹の夢を状況別・場所別に、夢占いを研究する筆者が解説します。

ライター/Mayahuel

インドに導かれ、約10年通っています。 インドでのスピリチュアル体験から、見えないものの存在を意識するようになりました。 読者皆様の心の浄化につながる記事にしたいと思います。

「虹」が夢の中で暗示するものは?

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夢の中の虹は「幸運」「調和」「完成」の象徴です。虹は七色に、半円を描いています。明るく鮮やかな色が見えるのは、意欲的・行動的になっているポジティブな状態の表れです。きれいな半円を描いているのは、心身の調和が取れた状態を示しています。思いや望みを実現していける状態、心身の整った安定した状態を示しているのです。また虹は雨上がりに晴れ間がさすと出現することから、状況が好転していく暗示でもあります。問題や悩みが解決されることや、努力してきた物事の結果が現れるのを示しているのです。未来の「希望」や「可能性」が広がっているのを示しています。

明るい・きれいな印象は「幸運」の暗示です。ただし暗い・消える様子の場合は、運気が低下している暗示とされています。物事がうまく進んでいかなくなる「停滞」の暗示です。色・形・出ていた場所など、夢の中で印象に残った様子を参考にしてみてください。

虹の【状況別】で見る夢の意味8個

夢の中で出ていた虹は、どのような様子が印象的だったでしょうか?色や形、出ていた時の状況などを思い出してみてください。

虹の夢の状況別による、8個の意味を解説します。

その1.形や色がはっきり見える虹の夢の意味:よい方向に動き出している

形や色が遠くからでもはっきり見える虹の夢は、物事が「よい方向に動き出している」暗示です。幸運が訪れていることや、未来に対する希望が広がっているのを示しています。

取り組んでいる物事が達成される、これから始めることが順調に進んでいく暗示です。また現在進んでいる道で、あっているのを伝える暗示でもあります。

その2.七色全てが見える虹の夢の意味:思い・望みの実現

色鮮やかに七色全てが見える虹の夢は「思い」「望み」を実現する暗示です。明るい・きれいな虹は、心身の調和が取れた状態や幸運の訪れを示しています。七色全ての色が見える様子は、ポジティブな状態の表れです。気力・体力が備わって、意欲的・行動的になっている状態が示されています。

思いや望みを実現していく、力の備わっている時です。積極的に行動してみてください。

その3.虹が二重にかかっている夢の意味:取り組んできた物事の達成・成功

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虹が二重にかかっている夢は、取り組んできた物事の「達成」「成功」の暗示です。二重の虹は「実現」「祝福」「卒業」を意味しています。

これまでの取り組みを達成・成功させて、節目を迎えることが示されているのです。仕事や学業などで取り組みを成し遂げて、次の段階に進んでいく時かもしれません。

その4.雨が上がって虹が出ている夢の意味:物事の流れが変わる

雨が上がって虹が出ている夢は、物事の「流れが変わる」暗示です。雨は「浄化」を象徴しており、問題が解決されることや悩みが解消されることを示しています。

抱えていた問題や悩み、捉われていた感情から解放される暗示です。流れが変わって、現在の状況や心境も大きく変わっていくのを示しています。

その5.虹が太陽を囲っている夢の意味:調和の取れた安定した状態

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虹が太陽を囲っている夢は、調和の取れた「安定した状態」を示しています。太陽の周りを囲い円になっている虹は「調和」「安定」「円満」の象徴です。心身の調和が取れた状態や、生活や人間関係が安定しているのを示しています。

また虹と太陽が同時に出ている様子の場合は、取り組んでいる物事に「心強い協力者」が現れる暗示です。太陽は「達成」「発展」「強大なエネルギー」を象徴しています。取り組んでいる物事の達成に、後押しされている暗示です。

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