今回の記事では、彩雲を見た時に意味する5つのスピリチュアルメッセージと、彩雲の探し方について解説していきますので参考にしてくださいね。
ライター/shoko
人体のもつ不思議な力、宇宙や波動のしくみを調べるのが至福の時間。この世界は私たちの知らないことで溢れてる!そんなスピリチュアルの魅力をお伝えできたら嬉しいです。
彩雲ってなに?
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雨上がりに見る虹とは違い、天気の良い日に見える不思議な虹雲。雲自体が七色に光っていて、とても神聖な気持ちになります。
実際に彩雲を見たことがなくても、SNSで投稿された虹色に光る雲の写真を見たことがあるかもしれませんね。この彩雲には、見た人が嬉しくなってシェアしてしまう力があるようです。そんな彩雲がどうやってできるのか、これから説明していきますね。
彩雲はどうやってできるの?
いつも見ている雲が白く見えるのは、雲の中の小さな粒が様々な方向に乱反射しているためです。乱反射は物の色を消して白く見せる働きがあります。そのため私たちの目には雲が白く見えるのです。
それに対して雲が虹色に見える現象は、簡単に言うと雲が太陽に近づいたとき、光の反射が回折して(回り込んで)様々な色が映ることをいいます。
彩雲の発生のしくみが気象庁のサイトにありました。まさに「太陽の光」と「雲の粒」が空で競演しているようで感動!自然は神秘的ですね。
彩雲は、上空の比較的薄い雲がその縁に沿うように赤、黄、緑などの色に分かれて見える現象です。この現象は、太陽の光が雲の粒を回り込んで進む(これを回折といいます)ことにより発生します。この際に波長が長い赤い光は波長の短い青い光より大きな角度で雲の粒を回り込むため、光の色によって進行方向が変わり、色が分かれて見えるのです。また、雲の粒の大きさにより光の回り込み方が異なることから、雲の粒の大きさで雲の色が違って見えます。一般に雲の縁で雲の粒が最も小さく、中心に向かって雲の粒が大きくなりますので、雲の縁から中心に向かって色が変わって見えるわけです。
彩雲の別名
・瑞雲(ずいうん)
・慶雲(けいうん)
・紫雲(しうん)
・「五色の彩雲」
彩雲の別名の中に瑞雲(ずいうん)というのがあります。この瑞雲は、仏教用語で瑞相(ずいそう)という「めでたい出来事が起きる前兆」を意味する言葉があり、その瑞相の中の一つが瑞雲です。
他にも「五色の彩雲」とも呼ばれ、昔から寺などで行われる落成祝い(落慶)、仏像や仏画の完成した時に行われる法要(開眼法要)などの、仏教の重要な行事の際に発生する雲とされていました。
環水平アークとの違い
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環水平アークを見た人が彩雲と勘違いすることはよくあることです。どのような違いがあるのでしょうか。
環水平アークも彩雲も「大気光学現象」の一つです。環水平アークは虹と異なり太陽と同じ方向に現れ、水平の帯の形をしています。水平弧、水平環とも呼ばれ、大気の氷晶が太陽の光に当たり起こるもので、太陽の高さがある一定の時ではないと起こりません。
環水平アークが彩雲と間違えやすいのは、巻雲(繊維状の刷毛で伸ばしたような雲)に出現したときが多いようです。