「自分はどうやって死ぬのだろう。」「死んだ後はどうなってしまうのだろう。」と考えたことはありますか?わたしは幼い頃、自分が死ぬときのことを考えてしまい、恐怖で眠れなくなった経験があります。死について考え、恐怖に駆られる人は多いのではないでしょうか。
また、死後の自分の意識は続くのか、消滅してしまうのかも気になるところですよね。そこで今回は、スピリチュアル好きなわたしが信じている死の直前の状態や死後の世界についてお話ししたいと思います。

ライター/うさこ*

宮城県在住、男の子2人のママです。自然溢れる田舎でほのぼの暮らしています。 元々占いやスピリチュアルな話が好きだったのですが、実際に運命の人に出会った経験をしてからさらに信じるようになりました!普段から生活するうえでの参考にして過ごしています!

死んだ後の意識はどうなる?死ぬのは怖い?

image by iStockphoto

なぜ死ぬことが怖いと感じるのでしょう。それは未知の世界だからです。病気や事故で亡くなるのか、はたまた自らの手で命を絶つのか…。死ぬときは苦しい思いをするのではないかと考えては怖くなりますよね。しかしそれは亡くなった方にしかわかりません。また、いずれ人は死ぬとわかっていながらも、まだやり残したことがあったり、大切な人に2度と会えなくなったりすると考えるだけで悲しい気持ちでいっぱいになります。

では本当に死ぬことは怖いことなのでしょうか。わたしが信じているスピリチュアルな世界のお話しをしますので、死の恐怖を感じている方が少しでも安心できればと思います。

死の直後

これは臨死体験をした複数人がお話ししていることなのですが、心肺停止している最中でも意識は途絶えていないそうですよ。肉体から魂が抜け、ふと気づいたら天井で横たわっている自分と周りで泣いている家族の姿をみていたということがあるようです。また、自分の手術中を上空から見ており、目を覚ました時に手術中にあった出来事や医師たちの会話を正確に話したという実例もあります。

死亡確認後はまだ肉体と魂が霊子線(れいしせん)という紐で結ばれており、スピリチュアルな世界でいう本当の死を迎えていません。お葬式や火葬は死亡後すぐには行われませんよね。それは24時間以上経って、霊子線が切れるのを待っているからといわれています。なぜなら霊子線で結ばれている状態で火葬を行ってしまうと、魂までもが苦しむことになるのです。

 

死後数日から49日まで

だいたいの人は徐々に自分の死を自覚し、その事実を受け入れることができるでしょう。49日まではこの世とあの世を行き来しているのです。自宅で家族と一緒に過ごしたり、お世話になった人に挨拶回りしたり、過ごし方はその人によってさまざまですが、受け入れるのが早い人は49日を待たずとも成仏するといわれています。

そして49日までこの世で過ごすとあの世からお迎えがくるのです。あの世では自分が送ってきた人生を振り返り死後の行先を決めます。それ以降はあの世から家族を見守っているのですが、お盆の時期は先祖供養のためお墓参りを行いますよね。その時期はあの世とこの世が繋がり、亡くなった先祖が帰って来れる時期なのです。先祖が迷わず帰って来れるように、しっかり供養を行いましょう。

死ぬときは全く恐怖を感じない

image by iStockphoto

死の直前は全く恐怖を感じるないといいます。病気で長い闘病生活をしていた人などはそれまで苦しかったのが嘘かのように安らかな気持ちになって、このまま逝ってしまいたいと思うほど。また、自分が死んだことに気付かず、泣いている家族や自分のお葬式を見てやっと気づくなんてこともあるようです。これを聞くと、死までの時間はあっという間なのかなという印象を受けました。少し死への恐怖が和らぎますよね。

わたしはこのお話を聞いて以降、全く死への恐怖がなくなりました。そして死を怖がるよりも、大切な人はより大事に思いやり残して後悔することのない人生を歩もうと考えるようになったのです。

死後の世界はあるの?

死後の世界はあると思いますか?一般的には徳を積んで良い行いをしたら天国、悪い行いをしたら地獄に行くといわれていますよね。しかし、天国と地獄の2つに分かれているわけではないようなのです。死後の世界は複数の行先が層になって分かれており、この世で修業をして魂のレベルが高く、周りのために生きた人であればあるほど上の階級の世界に行けます。その最下層が地獄といわれる環境に近いところです。

ここでまた臨死体験者のお話なのですが、あの世とこの世の狭間にある三途の川はみなさん聞いたことがありますよね。実際に臨死体験をした複数人が三途の川とその先にある楽園のような場所を目撃しており、そこには先に亡くなった家族がいたようなのです。そして「こっちに来てはだめ。戻りなさい。」と…。1人だけではなく複数人が同じような経験をしているため、信憑性がありますよね。

悪いことをしたら地獄?死の原因や歩んだ人生別に死後の行先を解説

image by iStockphoto

全員が死後の世界に行けるのかというと、そうではありません。幽霊を見た、なんて話はよく聞きますよね。また霊感の強い人は日ごろから多くの霊を見ています。それはこの世に留まり続けている霊がたくさんいるからなのではないでしょうか。

死後の行先は亡くなった原因どのような人生を送ったか、この世に未練があるかどうかで決まるのです。そこで、亡くなった原因と歩んだ人生別に死後の行先を解説いたします。

死んだことに気付いていない魂の行先

不慮の事故や急死だった場合、自分が死んだことに気付かないままでいる魂がいます。大体の魂は周りの反応がおかしいことや、生きていたときには体感できないような不思議な経験をすることで、徐々に自分の死に気付いていくのです。

自分が死んだことに気付き、受け入れることができた魂は死後の世界に導かれます。しかし気付かないままでいる魂は生きているときと同じような生活をしている、なんていうことも…。また、死んでしまったことをどうしても受け入れられない魂やこの世に未練が残っている魂もいるのです。そういった魂たちは残念ながら、あの世には行けずこの世にに留まってしまうでしょう。

次のページを読む
1 2 3