5.生霊:危険な霊魂
幽霊は死を迎えて肉体から抜け出た霊魂のことを指しているのですが、生きた人の思念が霊体化した幽霊も存在しています。それが生霊。生霊は幽霊の中でも厄介な存在であり、生きたまま恨みや妬みの思念が霊体化するのです。
しかも、生霊の思念を出している本人は、全くそのことを自覚していません。生霊となり、恨みの対象となる相手のところに現れて苦しめることも。
この生霊は大変危険な霊魂とされており、高い霊能者でも除霊することが難しいと言われているのです。
6.憑依霊:取り着く霊魂
憑依霊は人に取り憑く幽霊。すなわち人間の身体に乗り移ると言ってもいいでしょう。これだけでも怖ろしく感じますが、憑依霊には悪い霊・良い霊が存在しています。
悪い憑依霊は、やり残したことがあり、現世に未練を持っているあまりに人に取り憑いてその思いを成し遂げようとするのです。
そのために憑依された人は全く別人のようになり苦しめられることも珍しくありません。最悪の場合は生命の危機にさらされることもあるので、憑依霊は時として危険な存在と言ってもいいかもしれません。
7.怨霊:強烈な恨みを持つ霊
幽霊の中でも最も危険な存在が怨霊。元々は人間だったのですが、強い恨みを持ったまま霊魂になってため無念を晴らすために人々に災いをもたらします。怨霊は自分を苦しめた人間たちを許すことができず、強い恨みの念を持ったまま成仏しないのです。
代表的な怨霊を言うと、平将門や菅原道真が有名ですが、今は手厚く供養されており、それぞれ神田明神(平将門)・学問の神さま(菅原道真)として崇められています。霊力が強いだけにそれが正しい方向に向かうと守り神になると思っていいかもしれませんね。
幽霊を感じやすい人の特徴
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できることなら霊感がない方が幸せだという人もいますが、否が応でも幽霊が見てしまう人もたくさんいます。では、幽霊を感じやすい人とはどのような特徴を持っているのでしょうか?
1.家系に霊感の強い先祖がいる人
幽霊を感じやすい人は、その人の家系に霊を見えやすい先祖がいる場合が挙げられます。そのため自然と霊感が強く、遺伝的に子供の頃から見えてしまうのです。但し、幽霊だけでなく精霊などの自然霊まで感じたり見えることも。
2.幽霊と同調しやすい人
2つ目は幽霊と同調しやすい人です。いわば霊が発する波動と自分の波動が共鳴しやすいと言ってもいいかもしれません。
人間同士でもフィーリングが合う人とは、すぐに打ち解けることができますが、これはお互いの波長が見事にマッチングしているのです。
これと同じように幽霊と同調してしてしまう人は、波動レベルが低い領域でマッチしています。そのため心霊スポットなどの場所に行くと、多くの幽霊に憑依されてしまうリスクも。生半可な気持ちでそのような場所に行かない方がいいでしょう。