許さないと不幸が始まる

たとえひどいことをされても相手を許すことが必要です。前述のとおり、あなたの感情・行動は相手に向けたものが全て自分にも返ってきます。

特に憎しみの念に囚われていると、それだけで波動が下がっていき、人を憎むだけでなく攻撃的な人を引き寄せてしまったりすることも。世の中で問題となっているモラハラやDVなどの問題も憎しみの気持ちを昇華させてそれを許すために、そのような相手をパートナーとして選ぶことがあるのです。

そのために愛すべき人という以外で始まった関係は魂が成長すれば、必ず解放されることになります。

許せない人を許す3つの方法

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許せない人を許すことは、自分な跳ね返ってくる悲劇を避けることでもあります。とは言え、憎い相手をそう簡単に許せるものでもないでしょう。

では、とのように考えれば許すことができるのでしょうか?

1.自分と反対の立場で考えてみる

 

許せない人を許す方法として、まず自分と反対の立場であったならどうかと考えてみることです。言い換えると許せない人の立場に立って考えてみること。

他人を許るすことができない時は、どうしても相手の目線で考えることをしません。一旦冷静になってから反対の立場になってみて、相手がどうしてそのような行動を取っているかを考えてみてください。そうすることで、それまで気付かなかったことが見えてくるわけです。

2.許せた時をイメージする

2つ目は、許せない人を許することができた時の気持ちをイメージすること。相手に対して許せないことばかり考えていると、次第に怒りが新たな怒りを引き寄せてしまい、憎しみの気持ちが雪だるま式に次第にマイナスエネルギーが大きくなってしまいます。

もし許すことができたことを想像してみることで、燃え盛る怒りの念がスッと消えていくかもしれません。

3.許せない理由を自問してみる

3つ目は、許したくない理由を自分自身に問いかけることです。前述のような反対の立場で考えてみることができないほどの怒りの感情が高まってしまった時は、幼い子供に優しく尋ねるように許したくない理由を自分に問いかけてみてください。何が一番悔しかったのかやどのようにして欲しかったのかを聞いてみるのです。

そして、思ったことをノートに書き出していくことで、心の怒りの念が晴れて新しい気付きを認識することができます。

筆者の考え:許せない人を許してこそ自己の成長がある

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筆者も自分の人生を振り返ってみると、どうしても許すことができない人は何人かいました。スピリチュアリストを自称している割には相手の不幸を願ったり。

今から考えると恥ずかしく愚かなことですが、憎しみ・恨みは決して良い結果を生むことがないことを思い知らされることに。

私が許せない相手のことを考えると、それだけで全てが上手くいかなかったのです。まさに自分への跳ね返りということなのでしょう。

それからは相手を許すこと・憎しみの呪縛から解き放たれることを考えるようになりました。その結果、自分も少しずつ成長しているように思えるのです。

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