特徴1 霊界は細かく階層が分かれている
霊界には複数の階層があるといわれています。一般的には12個のグループがあるとされ、一番下にあるとされる階層が地獄。
霊界へやってきた魂は生前の行いの善悪に応じた階層に行くという考え方が一般的といえるでしょう。生前に良い行いをすれば上層階へ行き、好ましくない行為をしたとみなされた魂は下層階に向かうことに。仏教ではこの振り分けを閻魔大王が行うといわれていますよね。
魂は振り分けられた階層へと向かいます。幽界や忘却の幕を通過することで魂は家族や夫婦、恋人いう個人的な人間関係は忘れてしまうといえるでしょう。
特徴2 自由に階層を選ぶという考え方がある
魂は自分が行きたいと感じた階層を選ぶことができるとも言われているとか。ただ魂はやはり同じ高さのレベルを持った魂の集うところでなければとても居心地が悪いとか。そのため自分で選んだ階層が住みにくいと感じると、その魂は住みやすいところを探しその階層に落ち着くという考え方もあるそうですよ。同じレベルの高さを有した魂が一堂に集い、転生への用意を行うといえるでしょう。
特徴3 上層に住む魂は下層に自由に行き来することができる
霊界では自分の魂にマッチした場所が決まれば自分の行きたいと考えたところへ自由にいくことも可能だとか。ただ下の階層の魂が上級の階層へ行くことはできませんが、上から下の階層へと向かうことは可能ということですよ。
特徴4 人間世界と同じように様々な仕事をする
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下のレベルの魂たちはさらに上のレベルを持つ魂から様々なことを学ぶとか。また現世と同じように様々な与えられた仕事をするといわれています。ずっとペットを飼うことや動物といることが夢だった魂は犬や猫の魂の世話をすることもあるとか。ペットの魂と会えない霊たちに頼まれて飼っていたペットの霊を探すこともあるといわれています。また小さな子どもや赤ちゃんの霊たちは、上層階の霊たちがお世話係になっているそうです。
特徴5 コミュニケーションはテレパシーで行う
霊界では現世のように言葉でコミュニケーションを取る必要はありません。魂は言葉ではなく「念」をコミュニケーションツールとして使うとか。そのため魂はコミュニケーションをテレパシーで行います。
また念をうまく使うことで思うような姿になることも自分の思うところへ行くこともできるそうですよ。
霊界の生活とは魂が転生するための準備期間
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霊界での生活で不可欠といえるものは転生のための経験や学び。次に生まれ変わるまでに必要とされる時間は決まっていないのでひとつひとつの魂によって違いがあるとか。輪廻転生の考え方では、魂が持っている課題をうまく乗り切ることができるまで何回も転生し続けるとされています。霊界はとても住み心地が良いところらしく、自ら転生を希望する魂は少ないとか。
ただ生まれ変わり天から与えられた課題を乗り切ることでさらに魂は成長し、ステップアップすることができるといえるでしょう。また生まれてくるときに計画されたこととは違う出来事が起こってしまうことも。これは魂の試練ともいえる出来事でより高いレベルへのステップアップのためのもの。ある一定のレベルの魂にのみ課されるとされています。