3.魂に休息を与えようとしている

時には潜在意識や高次元の存在が「魂に休息を与えなさい」とメッセージを送っている可能性も考えられます。身体が疲れていても、仕事・育児などでバタバタと慌ただしい時間を過ごさなくてはならないこともあるでしょう。その結果心身がボロボロになってしまうために彼ら(潜在意識や高次元的存在)が睡眠という癒しのエネルギーを送ってくれるわけです。

生理前に眠気を催す身体的な3つの理由

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では、ここであらためて生理前に眠気を催す身体的な理由を3つほど見ていきましょう。

1.体温の変化

1つには体温の変化があります。人の身体は体温が下がると眠くなるようになっているのですが、女性は排卵後~生理の2週間程度の高温期で女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌量が増えることで体温が上昇。普段より体温が下がらずに寝りにくくなり、その結果昼間に眠たくなるわけです。

2.自律神経の乱れ

自律神経の乱れが眠気を誘うこともあります。寝ている間は身体の疲れを回復させるために副交感神経の活動が優位になるのですが、生理前に副交感神経を優位させるエストロゲンの分泌量が少なくなり心身の活動が活発に。そのために寝つきが悪くなってしまうことになっていきます。

3.ホルモン分泌の変化

ホルモン分泌の変化も影響してきますね。高温期に女性ホルモンのバランスが変化するだけでなく、脳内モルヒネの一種である脳内物質のセロトニンというホルモンの分泌が減っていくのです。

セロトニンは不安・緊張を緩和する役目を持っていると同時に睡眠を促すメラトニンの元にもなっているもの。このセロトニンの分泌減少により生理前は眠りの質が下がってしまうために睡眠不足になり、日中に眠たくなっていくのです。

眠たくなった時の4つの対処法

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生理の時にどうしても抑えきれない眠気。このような時はどのように対処すればいいのでしょうか?

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