都会でも時折目にすることがあるアゲハ蝶。蝶々の中でもひと際存在感がありますが、スピリチュアル的にも深い意味を持っている生き物と言われています。

もし、あなたの目の前にアゲハ蝶が現れたなら何かしら特別なサインを送っている可能性があるのです。

そこでこの記事では、アゲハ蝶のスピリチュアル的な意味や色別メッセージなどについてスピリチュアリストの筆者が解説していきます。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

蝶々にはいろいろなスピリチュアル的な意味がある

image by iStockphoto

世の中に存在する生き物にはスピリチュアル的な意味があることが少なくありませんが、アゲハ蝶も例外でありません。ただ、蝶の場合は卵~幼虫~さなぎ~成虫という成長プロセスがあり、ジッとしているさなぎから成虫の蝶になることで、「復活」「再生」「変化」を象徴していると言われています。

また、蝶は高い波動のエネルギーに引き寄せられる性質があるために蝶をよく見るようになるのは、自分自身から良い波動のエネルギーを発していることを指しているのです。波動が高いために幸運が引き寄せられ、運気も上昇していると理解してもいいでしょう。

1.色で変わるスピリチュアル的解釈

また、蝶々は彼らが持つ色でもスピリチュアル的な解釈が変わってきます。日本国内だけでもその種類は240種類以上になると言われており、さまざまな色の蝶を見ることができることを考えると、その時に目に入ってきたアゲハ蝶の色でどのようなスピリチュアルサインが示されているのかを理解しておきたいものです。詳しくは後半でご紹介していきます。

2.見たタイミングで変わるスピリチュアル的解釈

蝶を見たタイミングでもスピリチュアル的な意味が異なってくることも。例えば、たくさんの蝶々が舞っている光景を見ると、それは前述の通り見た人が放っている良いエネルギーに引かれて蝶が引き寄せられていると考えていいでしょう。

お墓参りをしている最中に蝶を見るのは不吉な印象がありますが、そのようなことは示唆していません。これは先祖が喜んで歓迎しているということを言っており、昔から蝶は霊魂を誘い祖先の元に戻ると言われているためでした。

アゲハ蝶が持っているスピリチュアル的な意味とは何だろう?

image by iStockphoto

ここまでは全般的な蝶々のスピリチュアルメッセージについてお話してきましたが、この章からは、アゲハ蝶が持つスピリチュアル的な意味についてご紹介したいと思います。

1.吉兆を表す存在

アゲハ蝶は吉兆を表す存在とされてきました。いわゆる運気の上昇を示しており、特にシーズン的には新しい生命が始まる春の季節に見られるために縁起の良い生き物とされてきたのです。スピリチュアル的にはアゲハ蝶は人の持つ波動・オーラを高めてくれて幸運に導いてくれます。私たちがアゲハ蝶を見かけると気持ちが和らいだり優しい気持ちになれるのは、そうしたことがあるのかもれませんね。彼らが寄って来た時には近々幸せなことが起こる前兆と思ってください。

2.神と人をコネクトしてくれる存在

アゲハ蝶は神と人をコネクトしてくれる存在とも言われています。神様からの意思を受けて私たちにスピリチュアルなサインを送ってくれるメッセンジャーということなのでしょうか。人の運命の変化を伝えてくれるので、アゲハ蝶を見たなら何かしらのメッセージが来たと思っていいでしょう。

その一方で「虫の知らせ」の場合も。美しさの象徴でもあるはずのアゲハ蝶なのに見た瞬間に嫌な気持ちになった時は悪いことが起きる可能性があるので慎重に行動する必要があります。アゲハ蝶は神様の使いでもあるので、見た時のインスピレーションは流さずしっかりと心に留め置いてくことが大切ですね。

3.変化と復活の象徴

また、アゲハ蝶は「変化」と「復活」を象徴しています。柔らかな幼虫からさなぎになり美しく生まれ変わるその姿は、見事に変身するさまから「変化」「復活」とシンボルして見られてきたのです。アゲハ蝶を見て気持ちが高揚していく感じがしたなら、あなたに何かの変化が近づいていることを示唆しているのかもしれません。特に高い波動を持つ蝶なので、その兆候を素直に受け止めてください。

次のページを読む
1 2 3 4