4.風が吹いた時のお墓参り:見守られている

お墓に向かって手を合わせている時に風が吹いてくる。このような時はご先祖さまかあなたを見守ってくれているサイン。

「あの世からあなたを見守っているよ」と伝えています。素直に元気で生活していることを報告するとともに「ありがとう」と言ってください。

ご先祖さまは笑顔で見守っていますから。

お墓参りでやってはいけない4つのNG行為

image by iStockphoto

お墓参りをすることは、あの世で子孫である私たちを見守るご先祖さまとの繋がりを感じることができる良い機会。

しかし、お参りでやってないならないNG行為をキチンと理解しておくことも大切です。

ここではお墓参りでダメだとされている行為を4つお伝えしておきます。

1.香水や華やかな服装で参る行為

お墓参りをする時にはきちんとした身なりで臨むことが基本的なマナー。キラキラした服装や匂いの強い香水を振りまきながらのお参りはご先祖様に失礼に当たります。お参りとするのだから本来であれば、彼らに歓迎されるはずなのですが、あの世から苦笑されているだけでは済まなないかもしれませんね。

特別な格好でなくてもいいので、質素な装いでお参りしてください。

2.すぐにお線香をあげる行為

お墓参りというと「お線香をあげること」がお決まりの行為。しかし、いきなり線香に火をつけて焚くことはタブー。特に久しくお参りしていないのであれば、墓掃除をきちんと済ませた後に、花やお供えものをして線香をあげてください。

そうすることで、ご先祖さまも安らかな気持ちで迎えてくれるはず。線香の香りは人の心を自然と清浄な気持ちにさせてくれるもの。

せっかくのお参りなのですから、身体も心も清めてくれる状態にしてお参りするためにはお墓参りのTPOをしっかりと理解しておくことです。

3.夕方以降にお参りに行く行為

3点目は夕方から夜にかけてのお参りは避けること。陽が沈み闇のとばりが広がって来るこの時間帯には不浄な霊が集まりやすい状態。そのためにあなたに全く関係のない低級低が憑いてくる可能性も否定できません。

面白半分で夜の墓場で肝試しをする人たちがいますが、あのような行為はご先祖さまだけでなくお墓に集まる霊たちの怒りを買うことになり、思わぬ霊障に悩まされることがありますよね。

それと同じように夕方から夜にかけてのお参りは避けるべきです。清らかな気が漂う朝から昼間にかけてお伺いするようにしてください。

4.他人のお墓に手を合わせる行為

4点目のNG行為は他人のお墓に手を合わせること。一見何の障害もなさそうに感じてしまうのですが、実は他人の先祖の霊が親類と誤解してついてきてしまいます。

笑うに笑えないことですが、このようなことは避けるようにしましょう。

霊を敬うこと・静めることは決して悪いことではありませんが、お墓に眠る一般的な霊の方々は現世で言えばあくまでごくごく普通の人たち。

「神さま」と崇められる霊ではないので、他人の庭には立ち寄らないことが懸命でしょう。

次のページを読む
1 2 3