「徳を積む」と聞いてみなさんはどんな事を思い浮かべますか?徳を積むのはいいことだと分かっていても、日々ストレスにさらされていたらつい忘れてしまっていることもあるかもしれません。また常に損か得かで物事を推し量り、「徳を積んで何かメリットがあるの?」と思う人もいるのかも…。

今回はスピリチュアルの観点から徳を積む意味や方法についてまとめてみました。徳を積むことに興味津々のスピリチュアル好き筆者が徹底解明していきます。

ライター/きくねこ

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徳とは具体的にどんな事?

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「徳」というのは人の道においての「善行」で、「徳を積む」というのは「良い行いを重ねていくこと」となります。スピリチュアルで言うならば、「徳を積む=宇宙銀行に幸せ貯金をする」ということ。もう少し分かりやすく言うと、自分を大切にしつつ人のために貢献すればどんどん良い引き寄せが起こってくることに繋がるのです。

良い行いを積めば徳が積み重なり、自分だけでなく自分の子孫にもその幸せを繋げていくことができるといわれています。逆に悪行を積み重ねれば、カルマとなって良くない出来事をもたらすのです。

陰徳と陽徳

「陰徳」「陽徳」というのは仏教用語ではありますが、「陰徳を積む」と「陽徳を積む」とではそれぞれ意味合いが違います。具体的にどういったことになるのでしょうか?

「陰徳を積む」というのは、誰が見ていなくても人知れず密かに良い行いをすることです。一方「陽徳」というのは、人前で分かるように行われる善行のことを指します。見返りを求めるか求めないかの違いですね。

陽徳を積めば一代限りの徳。陰徳を積めば、自分の子孫にまで受け継がれます。積むのであれば「陰徳」の方がより良いですが、陽徳でも良い事には変わりありません。そこに愛があるかどうかが大切だと思います。

徳を積む方法とは?10の方法

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先程、陰徳と陽徳の説明をしましたがいずれにしても、人に喜ばれることをすることは徳を積むことに繋がることだと思います。できれば、人が見ていなくても神様はちゃんと見ていることを信じて「見返りを求めない徳を積む」方が人としては上かもしれません。

徳を積むことは世の中を良くすることです。今度は、徳を積む具体的な10の方法について紹介します。

その1:与えられている課題(仕事や勉強)を精一杯行う

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今あなたの目の前に与えられた仕事(勉強)によって助けられる人、これから助かる人もたくさんいます。また、その仕事や勉強を精一杯取り組むことでご先祖様も喜んでおられるはずです。

与えられた目の前の課題を精一杯取り組むということは、世のため人のために尽くすことに繋がります

その2:人の役に立つことをする

神様が喜ぶことは、たくさんの人を幸せに導く人が増えることです。あなたの出来ることで多くの人の役に立てば、より幸せになれます。ゴミ拾いをしたり、みんながやりたがらない仕事を引き受ける事など…。

SNSなどで自分がやってみて良かったことや成功談をシェアすることも徳を積むことにつながります。逆に失敗談も人の役に立つことは多々ありますので、「こんな事なんて…」と思わずにやってみるといいでしょう。

その3:人を大切にする

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身近な人、ちょっとでも関わりがある人を大切に扱うこと。人を大切にするとは、人の面倒を見ることであったり労いや感謝の言葉をかけることなどいろんな形がありますよね。

ちなみに筆者は郵便物など届いた時、自分の個人情報だけでなく相手の個人情報もきちんと守る(破棄する)ようにしています。人を大切にすると周りから信頼されますし、人からも大切にされるのではないでしょうか。

その4:感謝の気持ちを持つ

感謝の気持ちを持つことも徳積みにつながります。私達は日々、さまざまな恩恵を受けていることを忘れないようにしたいもの。心の中で感謝するだけでも陰徳です。

感謝のエネルギーを相手に送ることで相手に徳を積ませ、自分自身もまた徳を積むことになります。また、感謝の気持ちを持つことは運気が上がり良い事を引き寄せます

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