小アルカナ・ワンド2は可能性を表すカードです。ワンドのエースで得たひらめきについて、それが可能かどうか考えている段階になります。ワンドは意志を表すグループなので、基本的には自分のひらめきを形にしたいのです。しかし思いついただけでは先に進めるのかどうかわかりませんね…。
この記事ではタロット占いをよく活用している筆者が、シチュエーション別にワンド2の意味を解説します。

ライター/あまらや

6歳から星占いを始める。長い趣味歴を経てプロを目指す筆者が楽しくお話します。

【ワンド2】はどんな意味を持ったカード?

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ワンド2のカードは自分のアイディアをこれからどのようにしていくか考えている場面になります。物事の始まりから終わりの中においては大きな動きのある段階ではありません。しかし必要な過程です。

総合的な意味:思いついたけど… 

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ふとした時に考えが浮かび「これいいかも!」と思うことがあります。しかし実際にそれをするかしないかとなると、ちょっとわかりませんよね。簡単にできることならするし、難しそうならしないかも…?ワンド2はそのようなことを考えている状態です。

正位置:これからの可能性 

正位置では浮かんだアイディアを積極的に進めようとします。それを形にするには何が必要か、どのようにすれば良いのかを頭の中で練っているのですね。しかしそれには余裕がなければいけません。これまでに築いたものがあってこそ挑戦できるのでしょう。または現状に飽きているというのも動機になり得ると思いますが…。

逆位置:思いついただけで 

逆位置ではアイディアを思いついたものの実現させようとはしない状態になります。現状に満足しているので無理にそれをしなくても良い、実現できればそれに越したことはないが行うのも大変なのでやめておくという感じです。またはこの段階で保留にしておき後になってからまた取り出すという方法もありますが…。

【ワンド2】正位置の各解釈は?

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ワンド2は考えている途中の状態を表すカードなので、わかりやすいアクションはありません。ですので何かしらの答えを求めている場合には物足りないでしょう。ワンド2が答えを教えてくれるというよりも「自分で答えを探して!」と言われているのです。しかし「わからないから聞いているんですけど?」と言いたくなる気持ちはわかります…!

正位置の<恋愛>の解釈:好きかどうか

好きかどうか考えているようですね。あるいは好きなので今後どうしようか考えているところでしょう。しかしワンド2は結構冷静です。勢いで進むような状況ではありません。いくら相手のことが好きでも自分の足場を崩すつもりはなく深追いもしない…そのような姿勢です。

結婚なら肯定的な意味でよく検討しましょう。復縁も可能性があります。相手の方の気持ちは肯定でも否定でもなく、自分にとって意味があるかどうかを考えているようです。出会いなら自分の意志に従い進めてみると良いでしょう。

正位置の<仕事>の解釈:考えてみる

たとえば仕事上で新しい取り組みをすることになりました。あなたはそのメンバーでアイディアを出さなければなりません。そして良い着想を得ることができました!しかし思いついただけでは他のメンバーが納得・支持してくれるかわかりません。そこで自分のアイディアを通すためにあなたは今あれこれ考えている途中です…という意味になります。

転職を希望の場合は前向きに考えていきましょう。たぶんその方向で良いと思います。できればもう少し範囲を広げて探していくと、あなたに合う転職先が見つかるかもしれません。

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