人生の中でどうしても許すことができない人の存在はあるもの。あまりにひどい仕打ちをされて、一生忘れることができないくらいの相手であることも少なくないでしょう。
しかし、その思いを持ち続けるとどうなるのでしょうか?今回は許せない人の意味についてスピリチュアリストの筆者が解説してまいります。

ライター/myuza

九州出身、神奈川在住の男性です。 20年以上、スピリチュアル分野に関心を持ち、多くのスピリチュアリストの方々と交流をして、精神世界探訪をしております。 つたない経験ですが、人生に悩まれている方々の参考になるような情報をご提供させていただきたいと思っています。

許せない人が持つ2つのスピリチュアル的な意味

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誰でも許すことができない人がいるものです。しかも、その思いは決して消えることなく一生持ったままということも少なくありません。

しかし、このような許すことができない人については次のようなスピリチュアル的な意味があったのです。

自分を見つめ直させてくれる存在

許せない人が自分を見つめ直す存在であることがあります。あなたが思い描いていた人生とは全く異なる方向に進んでいたり、今の生き方について立ち止まり見つめ直すためのチャンスを与えてくれるソウルメイトが許せない人であるケースが考えられるのです。

自分にとっては嫌な気持ちになるかもしれませんが、彼らはあなたの魂の覚醒を厳しくサポートして導いてくれる役目を担っています。

2.自分の写し鏡

2つ目はあなたの写し鏡という存在であり、自分によく似ているソウルメイトということも考えられます。ただ許せない人物だけに、そのことを認めることができずに怒りさえ覚えてしまうのです。

もし、あなたがそのことを認識して相手の嫌な姿が己の写しであることを理解できた時、相手を許すことができてその関係から脱することになるでしょう。

人を許せないとどうなる?

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では、人を許すことができないとどうなるのでしょうか?

1.人を苦しめると自分に跳ね返ってくる

許すことができないのは相手を苦しめることを意味しているようなものですが、そうなると人を憎み恨んだ結果、必ず自分に跳ね返ってくることを覚えておいてください。

どうしてそのようなことが起こるのかと言えば、私たちの魂である潜在意識は、自分と他人との区別ができないため。あなたが相手を許せずに責める気持ちは、結局自分自身を責め続けるということになるわけです。

憎しみや恨みの波動エネルギーはとても低くマイナスの力が作用するために、他の悪い念やエネルギーを引き寄せてしまう傾向があります。自分が悪い方向にならないためにも相手を許し自分も許すことが大切。ひどい仕打ちをされると許せなくなる気持ちはよく理解できますが、相手を責め続けているだけでは、あなた自身もその呪縛から解き放たれることがありません。

2.相手を許さなくても因果応報が働く

とは言いつつも、人を許せない時、無理に許そうとする必要もありません。どうしてかと言うと因果応報の法則が働くからです。

この因果応報とは、人に対して行ってきた悪行・善行も返ってくるというもの。そのために相手自身もその行いの報いを受けなければならないのです。

但し、憎い相手を許せないことで苦しむ自分自身を素直に認めて受け入れてあげてください。あなたを苦しめてきた人に意識を向けて執着し続けると、自分の人生が苦しいままになってしまうからです。

許せない人に復讐できる?

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ひどいことをしてきた相手を絶対に許せないと思った時、憎しみの念が復讐という行動につながることがあります。

しかし、あなたが許せない人に復讐をしたなら、罪を償うことになるのはあなただけではないことを覚えておいてください。

復讐したいと思っている相手も家族・先祖がその人を大切に思っていますので、復讐が成功裏に終ったしても今度はその相手から恨みを買ってしまい、因果応報の法則からあなたの家族が復讐の対象となるかもしれません。

復讐はあなただけでなく子供たちを含む子孫まで巻き込んだ負の連鎖に発展しかねないのです。復讐という行動が家族・子孫にまで影響を及ばないように実行は押しとどまるべきだと思ってください。

また、復讐心に捕らわれていると、自分の波動が下がり悪い念や霊に憑かれて人格さえも変わってしまう可能性があります。

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