あなたは自分の運命がすでに未来まで決まっていると考えていますか?すべの運命が決まっているとするならばこれから先の生き方をどうするのかを考えさせられますよね。ここでは運命が決まっているのかということについて3つの考え方と運命を変えるための7つの方法をスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説しましょう。

ライター/柚葉黎子(ゆずはれいこ)

運命とは?

image by iStockphoto

運命とは、あなたがこれから生きていくうえでやってくる幸運や不幸、災難などのことを指します。いわばあなたに将来、起こる可能性のある様々な出来事のことですよね。たとえば結婚相手と出会う、仕事に恵まれるといった良いことや事故にあう、病気になるなどの不幸なことを運命ととらえてしまうことがあります。そして運命は、環境がかなり影響すると考えられるでしょう。

あなたは宿命という言葉を聞いたことがありますか?スピリチュアル的に宿命とは生年月日やあなたの両親などあなたの力ではどうすることもできない事柄のことを言います。宿命と運命とは違うものと考えていいでしょう。

運命に関する3つの考え方

image by iStockphoto

運命に関する考え方には運命偶然論、神様決定論、運命決定論の3つの考え方があるといわれています。あなたも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。ここではこれら3つの運命に関する考え方について解説しましょう。

考え方1 運命偶然論・運命は偶然の産物であり原因はない

運命偶然論では、すべての出来事は偶然の積み重ねという考え方を基本としています。あなたの身の回りに起こる幸福や不幸は、すべて偶然に起こる出来事であり、その出来事には関連性や原因がないという考え方です。よく「運が悪い」「運がいい」という表現を使いますよね。この考え方が運命偶然論ということになります。

考え方2 神様決定論・運命は神様が決めたもの

運命はすべて神様が決めたもの。あなたに起こるすべての出来事は、あなたのために神様が用意したシナリオであるという考え方です。この考え方では、すべての運命を決めるのはあなたではなく神様。あなたは神様の何らかの意図を感じながら生きているということになります。神様は全知全能であるという考え方が由来と考えていいでしょう。

考え方3 運命決定論・運命はすべて決めっているためかえることはできない

神様が運命を決めるのではないが、私たちの運命は生まれてきたときにすべて決まっているという考え方が運命決定論。過去世の因果が原因で現世に生まれた人の運命が決まるともいわれています。この場合、生まれてきたときにすべての運命が決まっているため、運命は絶対に変えることはできないということになりますよね。あなたが人生をコントロールできないということを意味しています。

運命は変えることができるもの

image by iStockphoto

運命には3つの考え方がありましたが、じつはお釈迦様はこの3つの考え方をすべて外道として否定しています。この3つの考え方では人がいくら努力しても運命は変えられないようになってしまいますよね。努力しても報われないのであれば人は努力することや運命を変えることをあきらめてしまいます。この3つの考え方では人は幸せになれないということ。

仏教では、物事にはすべて原因があると説いています。宗教的にはあなたのこれからの行いによって運命は変えることができるということ。

運命を変えるための7つの方法

image by iStockphoto

あなたは自分の運命を変えることができる方法があるとすれば実行してみますか?現代では運命は決してすべて決まっているものではなく、かえることができるものという考え方が真実ではないかといわれています。あなたの運命がより良い方向へ行くように本当に運命を変えることができる可能性のある7つの方法について詳しく解説しましょう。

次のページを読む
1 2 3