あなたは音叉(おんさ)と呼ばれる道具を知っていますか?楽器などの調律に使われるものという漠然としたイメージを持っている方が多いかもしれませんね。じつはスピリチュアルな世界では音叉にはさまざまな効果があるといわれています。ここでは音叉とは何か、音叉のスピリチュアルな5つの効果と音叉ヒーリングの4つのポイントをスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説しましょう。

ライター/柚葉黎子(ゆずはれいこ)

音叉とは

image by iStockphoto

音叉は「さまざまな楽器の音を調節するために作られたもの」ということは多くの方が知っているといえます。ただ最近では音叉の持つ様々な周波数が医療やスピリチュアルな世界でも使われるようになってきました。ここではヒーリング効果もあるといわれる音叉を詳しく解説しましょう。

音叉は1711年に発明された基音を得るための金属製の道具

音叉は1711年イギリスのトランペット奏者が発明した楽器を調律するための道具です。音叉はチューニングフォークやチューナーとも呼ばれ、音叉をたたくことによってさまざまな周波数を発生させるとのこと。音叉によって違う周波数を発生させることで基音を定め、それぞれの楽器の調律ができるということです。音叉のU字型の独特の形状は周波数を発生させるためといえるでしょう。

音叉は精密機器・取り扱いは慎重に行うこと

音叉は金属製の道具であるため比較的頑丈のようなイメージがありますが、じつはとても繊細なもの。正確に周波数を発生させるためには、がむしゃらに強くたたくのではなく付属のたたき棒などで優しくたたくことが大切。音叉を打ち付けるのであれば、おすすめなのが適度な硬さのある豚の骨といわれています。音叉の中央部分を豚の骨に打ち付けると美しい音が出るとか。しっかり聞き取ることが大切ですね。

最近では簡単に調律できる電子チューナーが使われるようになってきましたが、やはりレトロな音叉のように自分自身の耳で音叉の奏でる音を聞くことができないことから演奏者自身が音を聞く力を養うことができないといわれています。

音叉にはさまざまな用途がある

音叉は発明当初は弦楽器やピアノなどの調律を目的として使われていましたが、現代ではさまざまな周波数を発生させることができる音叉は、医療やヒーリングの分野でも広く使用されるようになりました。

医療分野では糖尿病による神経障害の合併症の検査を目的として使用されることが多いとか。また、ヒーリングでは心身のリフレッシュなどの効果が期待できるとされています。

音叉のスピリチュアルな5つの効果

image by iStockphoto

音叉には音楽用だけではなくヒーリング用のものが多く販売されるようになってきました。とても手軽に手に入るようになった音叉の持つスピリチュアルな効果が気になりますよね。ここでは音叉のスピリチュアルな5つの効果を解説しましょう。

効果1 心身の調子を整える

音叉の発生する周波数にはさまざまなものがあります。ヒーリングに使用されるソルフェジオ周波数とよばれる周波数はおもにあなたの心身のバランスを整えることができるといわれていますよ。

あなたが心身ともに疲れ切ってしまったとき音叉のわずかな振動と音を聞くことで体全体の調律を行い、心身のバランスを調節してくれる効果が期待できるといえるでしょう。

効果2 細胞を活性化させアンチエイジングが期待できる

音叉が発生させる周波数には、細胞を活性化させる効果が期待できるといわれています。脳や体全体の細胞が活性化することで内分泌系に働きかけることができるためアンチエイジング効果も期待できるそうですよ。

次のページを読む
1 2 3