人は誰でも寝ているときに汗をかくもの。ただ極端にひどく汗をかいてしまうこともありますよね。寝汗をかくとひどく疲れてしまうこともしばしば。あまり体調が良くないのかもと考えてしまいますが、寝汗にはたいせつなスピリチュアルな意味が込められているといわれています。ここでは寝汗をかくスピリチュアルな7つの意味と寝汗の原因をスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説しましょう。

ライター/柚葉黎子(ゆずはれいこ)

寝汗をかく3つの原因

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私たちが熟睡するためには、体の中心部の温度を一定温度にまで降下させる必要があります。体の中心部の温度が下がることでより質の高いノンレム睡眠状態になるといえるでしょう。体温を下げるために汗をかくといえますが、過剰な汗を寝ているときかく原因が3つあります。ここでは寝汗をかく3つの原因を解説しましょう。

原因1 過度のストレスなどによって自律神経の乱れが起こるから

寝汗をかくおもな原因のひとつは自律神経のバランスが崩れていることといわれています。自律神経の正常なバランスは、快適な睡眠には不可欠。近年のようなこれまでの生活様式と異なる状況などによるストレスや昼と夜が逆転した生活などが続くことによって交感神経と副交感神経のバランスを司る自律神経がうまく機能することができなくなることで正常な体温調整ができなくなってしまいます。そのため寝ているときも多量の汗をかいてしまうことになるといえるでしょう。

原因2 就寝環境が適切ではないから

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あなたの寝室は気持ちよく寝ることができる環境ですか。寝汗をかく原因のひとつはあなたが就寝する部屋の環境も大きく影響するといわれています。日本には四季があるため季節ごとに寝具や寝間着の素材を変更することで快適に眠れるような工夫をしていますよね。寝汗をかいたときのあなたの寝具や寝間着が季節に適応しているかを考えてみましょう。また寝室の室温も寝汗をかく大きな要因。暑い夏や寒い冬はエアコンで室温を調節することをおすすめします。

原因3 何らかの疾患が隠れているから

過剰な寝汗は、何らかの疾患が隠れている可能性があるといえるでしょう。ひとつは更年期障害や月経などのホルモンバランスの崩れも大きな要因といえます。また甲状腺亢進症という甲状腺が活発になり過ぎる病気の場合は、つねに体が活発に代謝している状態が続いているため体温が上昇しやすく、さらに寝ているときも代謝が活発なことで大量の寝汗をかきやすくなるといえるでしょう。このほか多汗症という病気の場合は、緊張やプレッシャーなどで汗をかきやすい状態になりますが、夜寝ているときの悪夢などによっても症状が出ることもあります。頻繁に過剰な寝汗をかくときは病気の可能性がありますので医療機関を受診するといいでしょう。

寝汗をかくスピリチュアルな7つの意味

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寝汗をかく原因にはさまざまなものがありますが、寝汗をかくときにはスピリチュアルな意味やメッセージが隠されているともいわれています。ここでは寝汗をかく7つのスピリチュアルな意味を解説しましょう。

意味1 あなたの魂が疲れている

寝汗をかくときのスピリチュアルな意味は、あなたの魂が疲労しているときもしくはけがれているときといわれています。あなたの魂は、日々修行を続けていますが時にはその修行に疲れてしまうことも。また前世や過去世からのカルマなどでけがれてしまっていることもあるとか。これらのことが積み重なってあなたの魂が美しくない状態のであることを知らせてくれているそうですよ。あなたの思い通りにいかないことや失敗が重なっても自分自身を責めることなくすべてを受け入れるようにしましょう。

意味2 あなたの心が落ち込んでいる

寝汗をかくときはあなたの心がマイナスな思考にとらわれうつ状態になっているときかもしれません。汗をかくということは浄化をも意味しています。無意識のうちに内にこもったあなたの心を浄化させようとしているのかもしれませんね。心当たりがある場合は、自然と触れ合って大地のエネルギーを取り込む、あなたの好きなことをするなどあなたの心が癒されるようなことを心がけましょう。

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