四柱推命とは陰陽五行説をもとに生年月日から導かれた命式で占うもの。占いの帝王と呼ばれる的中率の高い占術です。
今回は60種類ある干支の中から「丁未」の性格特徴などを現役占い師である筆者が解説していきます。

ライター/ヤササキミカ

占い師、ヨガ講師。 タロットや数秘術をメインに鑑定。 スピリチュアルを日常に!をスローガンにライターしています。

丁未(ひのとみ)はどんな人?

image by iStockphoto

丁未は「マイナスの土」と「マイナスの火」をもち火生土の関係。強運の星回りと言われています。この干支を、例えるなら「砂漠に輝く月」です。

おっとりしているようで心の中には秘めたものを隠し持っています親しみやすく容量のいい人です。ここではさらに細かい性格的特徴を女性、男性と分けて説明していきましょう。

丁未の女性の性格的特徴:二面性がある

image by iStockphoto

丁未の女性は人を惹きつける魅力の持ち主です。周りからの信頼も厚く頼りにされている人が多いでしょう。芯が強く自分の意見をしっかりもっています。

ただそんな丁未の女性は二面性があります。周りに合わせられる協調性のある穏やかな一面と、頑固で融通が利かない我の強い一面です。ですが言い出した以上なんとしてもやりとげる人なので、そんな姿が信頼の厚さに繋がるようですね。
何事にも熱心で行動力が抜群なのでリーダーとしての素質があります。人がついてくるひとでしょう。

丁未の男性の性格的特徴:悠長で自然体

image by iStockphoto

丁未の男性は妥協をしません。自分の決めたことは途中で投げ出さず、最後までやり通す強さがあります。

また、自分なりの時間の使い方があり、どんな状況でも一人じっくり物事を進めていくことができる人。そのことから周囲から見ると、あまり焦りが見えず、悠長な人とみられることがあるでしょう。いつでも余裕を感じさせ、どんな時でも笑顔でいる印象をもたれるでしょう。集団の中にいても、周囲に無理に合わせたりしないので、その自然体な姿は魅力的です。

丁未の「年柱・月柱・日柱・時柱」の特徴は?

四柱推命は生年月日から「年柱・月柱・日柱・時柱」に60干支を振り分けそこから鑑定するもの。生誕年を表わす年柱、生誕月を表わす月柱、生誕日を表わす日柱、生誕時間を表わす時柱で構成されています。

ここ丁未が四柱の中にある時、どのような運勢になるのかを詳しく解説していきましょう。

丁未が年柱にある場合は愛情を掛けられながら学ぶ

年柱は初年期、0歳~19歳くらいの性格傾向を表わすもの。運気としては社交運や年長者との関係、先祖や両親との関係が見えます。

安定した親元で育ち、沢山の愛情をもらいながら礼儀や常識を学びます厳しくも暖かな家庭に育ち芯のある人へと成長していきます。人によってはいろいろな課題が一気に押し寄せ慌ただしくなるかもしれません。冷静さを持ちながら乗り越えていくことを学ぶ時です。

丁未が月柱にある場合は強運体質

月柱は中年期、20歳~39歳位の性格傾向を表わるもの。運気としては仕事運や家庭運、自分自身の生き方や才能が見えます。

多くの愛情を受けて育ち、愛情深い人格者になっているでしょう。自分の考えに適切な自信をもち、正義感溢れた人として周りからも信頼されているでしょう。美人の要素が光り輝き異性に注目を浴びる時。エネルギーにも満ちあふれ強運体質であるでしょう。ただその謙虚な気持ちを忘れると運気はダウンしていきます。気をつけましょう。

丁未が日柱にある場合は充実している

日柱は晩年期、40歳~60歳ぐらいの性格傾向を表わるもの。恋愛運や配偶者、自分自身のことについてが見えます。

愛情に溢れて、とても豊かな人生を送るでしょう。仕事でも恋愛面でも自分の描いた通りになりますので、充実感を味わうことができます。愛情が成功のポイントになる為、愛情不足に目線が行き出すと、途端に人生が行き詰まることがあるようですね。感謝の気持ちを忘れないように心掛けていくことが大切です。

次のページを読む
1 2 3