「長く悩んでいた事の解決策が突然見つかった!」「その気もなくたまたま行った場所で、運命的な出会いをした!」そんな時、もしかして守護霊が導いてくれたのではと、思うことはありませんか?守護霊はどんな人にも必ず存在するといわれています。自分の守護霊とはどんな感じなのでしょう?
この記事では、守護霊の具体的な本質と繋がり方について、わかりやすくお伝えしていきます。

ライター/hanon*

自身の憑依・浄霊体験をきっかけに、全国各地を回り土地の浄化をしながらみえない世界の運び屋をしております。ご神事やお祈りの経験を通して、いただいた学びをわかりやすくお伝えできると嬉しいです。

守護霊とは?

image by iStockphoto

守護霊とは、生前から死後までも、いつもあなたのことを励まし祈り、見守ってくれている存在です。未熟だからこそ学ぶために「人間」として生まれてきた私たちの側で、常に共にあります。

一般に守護霊と言うと、困ったときに助けてくれるヒーローのように思っている方は多いようですが、実はそうではありません。ですが、必要なときには必ず導きをくれる存在です。そして導きとは、あくまでも助言であり、守護霊が何かをして依存させるということはありません。では、守護霊とは具体的にどういったものなのでしょうか。

守護霊は自分自身?

どうやら守護霊は「守っていてくれる他の誰か」ではなく、自分の一部であるようです。大切なことなので、ここで詳しく見ていくことにしましょう。

グループソウルとは

image by iStockphoto

はじめに、「グループソウル」という言葉はご存じでしょうか?グループソウルは霊的世界にいる「魂の家族」であり、自分の魂のふるさとです。私たちはここから現世に生まれてきました。守護霊もこのグループソウルにいます。グループソウル全体が「魂の家族」ならば、守護霊は「魂の親」です。

さらに霊的世界は物質ではないため、すべての魂はグループソウルとして水のように溶けあっています

グループソウルと魂のしくみ

image by iStockphoto

そして、私たちはグループソウルからこの世に生まれてきた、1滴の水のようなもの。現世でさまざまな経験と感動を重ねて魂を磨く=水を浄化して、やがてあの世へ帰り、ふるさとであるグループソウルに溶け込みます。きれいに磨かれ、成長した魂であればあるほど、グループソウル全体も透明になりますね。

一滴ずつが、その営みを幾度も繰り返し、グループソウル全体を進化向上させていくのです。

守護霊は前世の自分でもある

もちろん、あなたの魂も、グループソウルに溶け込んでいます。この現世に今あるのは、そこから抽出された1滴の自分自身。そして守護霊は、現世の私たちに寄り添うために、グループソウルが保有している様々な叡智を抽出した存在です。

実は、この守護霊の素材こそが「前世でもある、自分自身が溶け込んだもの」ということを理解していないと、大いなる勘違いを生んでしまいます。これを「自分ではない全く別の誰か」に仕立ててしまうと、守護霊が何かをしてくれるはず、という依存心が生まれてしまうでしょう。

守護霊は、身代わりやご利益を与えてくれる、都合のいい存在では決してありません。けれども、あなたが人生切り拓こうとする努力には、必ずサポートしてくれるのです。

守護霊は4タイプがある

image by iStockphoto

守護霊は大きく分けて4種類に分類されます。ですが守護霊が4人いるとか、4人でチームを作っているのではありません。1つの守護霊が複数の役割を担うこともあります。それぞれに見ていきましょう。

その1.主護霊

主護霊はガーディアンスピリットとも呼ばれ、この世に生まれる前から生涯、そして死後もあなたと常に共にいます。あなたの1番の元であり、自分自身とも言えるほど中心的な存在で、人格もよく似ているようです。

生涯一緒にすべての経験と感動を共にし、客観的な視点であなたの課題を見つめる存在。共に生きているが故に何かを告げたり、姿を見せるといったことはないようです。

次のページを読む
1 2